元社長ら4人逮捕=粉飾「指南役」も―医薬品会社の虚偽決算・東京地検
時事通信 5月10日(火)14時26分配信

 名証セントレックス上場だった医薬品メーカー「富士バイオメディックス」(東京都千代田区、民事再生手続き中)の有価証券報告書に架空の売上高などを計上した疑いが強まったとして、東京地検特捜部は10日、証券取引法(現金融商品取引法)違反容疑で、元社長の鈴木晃容疑者(52)ら4人を逮捕した。
 逮捕されたのは他に、同社の元取締役管理本部長佐々木正(60)、元管理本部副本部長吉富太可士(51)、経営コンサルティング会社役員馬上弘直(52)の各容疑者。
 特捜部は、粉飾決算の手口は馬上容疑者と、社外出身の吉富容疑者の2人が「指南役」として考案したとみており、実態解明を進める。
 逮捕容疑では、4人は富士バイオメディックスの2007年5月期決算について、約15億円の架空売上高を計上し、約5億円の赤字だった経常損益を約8億円の黒字と記載したほか、出資金を約19億円水増しし、借入金も40億円過少に記載した有価証券報告書を提出したとされる。 

最終更新:5月10日(火)20時30分

これは氷山の一角なんだろうか。
しかしこう毎日毎日、やれ殺人だ、詐欺だ、逮捕だと見てると気分が憂鬱になるな。

暗黒の稲妻