ルーキー勝利一番乗り!それでも日ハム・斎藤が酷評されるワケ
週プレNEWS 5月2日(月)18時35分配信
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ルーキーとして十分なピッチングを続ける斎藤。でも各所からは厳しい声が?
 すでに2勝をあげ、ルーキーながら順調な滑り出しを飾った北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹。結果は上々だが、内容はなんとも微妙……。プロ野球解説者の大塚光二氏はこう評価する。

「ピッチング内容はともかく、あれだけ注目を集めるなか、冷静なマウンドさばきでゲームをつくり、勝ち星を収めたことは評価すべき。しかも、今季の新人の勝利一番乗り。このあたりの“持ってる”感はさすがですよ。確かにダルビッシュや田中マー君のような圧倒的な球威はありませんが、バッターの打ち気をそらし、バットの芯を外すピッチングは見事。並のルーキーではない。対戦した打者は『打てる』と感じたボールを打てずに悔しがっているはず」

 大塚氏が指摘するように、試合後、対戦したロッテの各打者は悔しさいっぱいのコメントを残している。特に、4打数無安打1併殺打に抑え込まれた4番の金泰均は「制球力も変化球もよかったが、これという特徴は見当たらない。いい投手だが、自分でも打てない原因がわからない」と唇を噛んだ。

 一方、プロ野球解説者の江本孟紀氏は厳しい意見だ。

「およそ新人とは思えぬじじくさいピッチングでしたね(苦笑)。ただ、あんなピッチングは長続きしない。断言しますが、このままではシーズン通して投げきれない。あとひと回りしてバッターが球筋に慣れたら絶対に打たれます。だってストレートがすべて“お辞儀”してますから。だからといって、これから急にスピードボールが投げられるなんてことはない。今シーズンの成績? 運がよければ4、5勝する程度ですよ」

 実は、早稲田大学の應武篤良前監督も以前、「今の力ではせいぜいシーズン3、4勝で、防御率も5、6点台」と親しい記者に本音を漏らしていたという。大学時代、最も近くで見ていた恩師がそう言うのだから、江本氏の評価は妥当な線なのかもしれない。

「日ハム首脳陣も一年間通してやれるとは思っていない。彼への期待は『前半戦もってくれれば』くらい。シーズン通してローテーションの5番手6番手あたりを守ってくれたら、チームとして言うことはない」(日ハム番記者)

 ルーキーイヤーだし、ローテーションを守れれば御の字……という意見はごもっともな気もするが、そこはドラフトで4球団が競合した球界期待の星。ちょっと寂しい。

「でも、それが現実。現在の力を考えると、二軍に落としてじっくりとフォーム矯正などに取り組むべきですが、“大人の事情”がそれを許さない。彼の場合は高校卒業後、大学でもプロでも即戦力であることを求められてきた。本当は伸びしろだってないわけではないと思うのですが……」(番記者)

 白星デビューでも聞こえてくるのは厳しい意見ばかり。“持ってる”だけではもたない日がいずれ来る?

(写真/益田佑一)

ルーキーで一番乗りしたはいいが、周りは可也キツい意見だね。
これもプロとして遣っていくにいは乗り越える試練だと思うし頑張って欲しい。

暗黒の稲妻