東電社長、知事に直接謝罪=福島原発事故後初めて
時事通信 4月22日(金)13時3分配信

 東京電力の清水正孝社長は22日午前、福島県庁に佐藤雄平知事を訪ね、福島第1原発の放射能漏れ事故について「大変なご迷惑をお掛けしていることを深くおわびする」と謝罪した。事故後、清水社長が知事と面会したのは初めて。
 佐藤知事は「以前から(事故について)陳謝しているが、もっと心のこもった陳謝があるのではないか。(事故原因について)『想定外』と言っているが、聞きたくない」と強い口調で批判。「残念ながら(東電への)信頼は失ってしまった」と述べた。
 原発事故で避難している住民について「着の身着のまま避難してきて毎日の生活にも困っていることを分かっているのか」と声を詰まらせながら話し、「損害賠償はしっかりやってもらいたい」と求めた。
 清水社長は11日にも県庁に佐藤知事を訪ねたが、不在で会えなかった。佐藤知事は「当日朝に(面会を求める)電話が来た。大変失礼だ」と不快感を示した。
 佐藤知事は、福島第1原発5、6号機と福島第2原発の再稼働について「安全安心でない原子力発電の稼働は今の段階では考えられない」と認めない方針を明言した。
 会談後、清水社長は記者団に「現時点で(再稼働に)言及できる段階ではない」と述べた。午後には、原発から20キロ圏内の富岡町の住民らが避難している郡山市の避難所を訪問し、初めて原発周辺の住民に直接謝罪する。 

最終更新:4月22日(金)13時3分

役員報酬を年収の2割なんて言わないで、職員はボーナスを完全に全額カットだね。
2割程度の削減で、電気料金の値上げや増税をされたのでは国民が納得しないと思うが。
計画停電所か、計画的に電気料金を値上げして賠償金捻出とは一体何処迄図々しいんだろうかね。

暗黒の稲妻