チェルノブイリ25年、米など処理費660億円
読売新聞 4月21日(木)9時33分配信
【キエフ=寺口亮一】チェルノブイリ原発事故から25年を迎えるのを機にキエフで19日に開かれた国際会議で、同原発からの放射性物質拡散を防ぐため米露や欧州連合(EU)などが総額5億5000万ユーロ(約660億円)の拠出を表明した。
ウクライナ政府は爆発事故が起きた4号機を、巨大な鋼鉄の建造物で覆う計画だ。
4号機は事故後、コンクリートで覆われ、核燃料は「石棺」の中に閉じ込められた。しかし石棺は老朽化が進み、現在も放射性物質の放出は止まらない。18日に4号機近くを訪れると、放射線量の値は通常の20~30倍の高さだった。
こうした状況の中、放射能を封じる新たな対策が必要となった。ウクライナ政府は石棺を高さ110メートル、幅260メートル、重さ3万トンの鋼鉄ですっぽり囲み、少なくとも今後100年の安全を確保するとしている。2012年春にも着工し15年の完成をめざす。
新たな放射能対策のためウクライナ政府は約7億4000万ユーロ(約888億円)の拠出を国際社会に求めており、資金の手当てが今回の会議の主要議題だった。目標額の約75%の獲得に道筋をつけた同国のヤヌコビッチ大統領は「前例のない成功」と述べ、会議を締めくくった。
今回の会議は福島第一原発の事故を受け世界的に原子力の安全に対する関心が高まる中で開かれた。
最終更新:4月21日(木)9時33分
こういう記事を見ると何か不安が過ぎるのは気のせいだろうかね。
後世に残してしまった負の遺産なんて後々の言われるだろうね。
福島もそうならないとも限らないが・・。
暗黒の稲妻
読売新聞 4月21日(木)9時33分配信
【キエフ=寺口亮一】チェルノブイリ原発事故から25年を迎えるのを機にキエフで19日に開かれた国際会議で、同原発からの放射性物質拡散を防ぐため米露や欧州連合(EU)などが総額5億5000万ユーロ(約660億円)の拠出を表明した。
ウクライナ政府は爆発事故が起きた4号機を、巨大な鋼鉄の建造物で覆う計画だ。
4号機は事故後、コンクリートで覆われ、核燃料は「石棺」の中に閉じ込められた。しかし石棺は老朽化が進み、現在も放射性物質の放出は止まらない。18日に4号機近くを訪れると、放射線量の値は通常の20~30倍の高さだった。
こうした状況の中、放射能を封じる新たな対策が必要となった。ウクライナ政府は石棺を高さ110メートル、幅260メートル、重さ3万トンの鋼鉄ですっぽり囲み、少なくとも今後100年の安全を確保するとしている。2012年春にも着工し15年の完成をめざす。
新たな放射能対策のためウクライナ政府は約7億4000万ユーロ(約888億円)の拠出を国際社会に求めており、資金の手当てが今回の会議の主要議題だった。目標額の約75%の獲得に道筋をつけた同国のヤヌコビッチ大統領は「前例のない成功」と述べ、会議を締めくくった。
今回の会議は福島第一原発の事故を受け世界的に原子力の安全に対する関心が高まる中で開かれた。
最終更新:4月21日(木)9時33分
こういう記事を見ると何か不安が過ぎるのは気のせいだろうかね。
後世に残してしまった負の遺産なんて後々の言われるだろうね。
福島もそうならないとも限らないが・・。
暗黒の稲妻