原子力保安院と安全委、統合すべき…経産相
読売新聞 4月20日(水)12時52分配信

 海江田経済産業相は20日の衆院経済産業委員会で、原子力発電所への規制を強化するため、経産省原子力安全・保安院を経産省から分離し、内閣府の原子力安全委員会を統合した独立機関を設立すべきだとの考えを示した。

 海江田経産相は「原子力安全委員会と保安院を統合する方向が良いと思う。福島第一原子力発電所事故を契機に、今まさに議論を始めなければならない」と述べた。自民党の望月義夫氏の質問に答えた。

 両機関を統合して原子力行政を再編する案は、米国の原子力規制委員会(NRC)を参考にしており、民主党は2009年の衆院選政権公約で「独立性の高い原子力安全規制委員会を創設する」と明記していた。

 原子力安全・保安院は経産省の外局で、原子力政策を推進する立場の経産省と人事が一体化されており、電力会社に対する規制・監督の甘さにつながっているとの指摘があった。

最終更新:4月20日(水)12時52分

確かに判りづらい。
内閣府の原子力安全委員会、経済産業省の原子力安全・保安院。
原発事故の会見は上の2者と東京電力と合わせて3者が会見を行う。
一本化出来無いものなかと事故当初から思っていたが。

暗黒の稲妻