貿易黒字約8割減 震災で輸出大幅減 3月貿易統計
産経新聞 4月20日(水)9時14分配信
財務省が20日発表した3月の貿易統計速報(通関ベース)によると、東日本大震災の影響で自動車などの輸出が減少したため、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、2カ月連続で黒字は確保したものの前年同月比78・9%減と大幅に減少し、1965億円となった。
輸出総額は2・2%減の5兆8660億円と16カ月ぶりに減少に転じた。中東やアジア向けの自動車が大幅に減少した。輸出総額のうち上旬は14・8%増だったが、中下旬については9・7%減となっており、震災の影響が強く反映された。
一方、輸入総額は11・9%増の5兆6695億円と15カ月連続で増加した。資源価格の上昇を背景に、原油や鉄鉱石が増加した。輸入総額の内、上旬は16・3%増だったが、中下旬は9・5%増と震災発生後、伸びが鈍化した。
輸出入の4月以降の先行きについて、財務省では「部品調達や電力不足による生産の減少、原油価格上昇や原子力発電所の操業停止による石油などの需要増を注視したい」としている。
一方、同時に発表された平成22年度の貿易統計によれば、アジア向けの輸出、輸入が3年ぶりに増加に転じ、差し引きの黒字額が過去最大の9兆8526億円となった。
最終更新:4月20日(水)10時15分
東日本大震災の影響により自動車などの輸出が減少した為に輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、2カ月連続で黒字は確保したものの前年同月比78・9%減と大幅に減少し、1965億円となった。
輸入総額は11・9%増の5兆6695億円と15カ月連続で増加した。資源価格の上昇を背景に、原油や鉄鉱石が増加。
3月の貿易統計、震災の影響で輸出減少が響き、貿易収支の黒字が前年同月比78.9%減とのことだ。
輸入がこれだけ増えて、自動車などの輸出が減っても、まだ日本は貿易黒字なんだね。
暗黒の稲妻
産経新聞 4月20日(水)9時14分配信
財務省が20日発表した3月の貿易統計速報(通関ベース)によると、東日本大震災の影響で自動車などの輸出が減少したため、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、2カ月連続で黒字は確保したものの前年同月比78・9%減と大幅に減少し、1965億円となった。
輸出総額は2・2%減の5兆8660億円と16カ月ぶりに減少に転じた。中東やアジア向けの自動車が大幅に減少した。輸出総額のうち上旬は14・8%増だったが、中下旬については9・7%減となっており、震災の影響が強く反映された。
一方、輸入総額は11・9%増の5兆6695億円と15カ月連続で増加した。資源価格の上昇を背景に、原油や鉄鉱石が増加した。輸入総額の内、上旬は16・3%増だったが、中下旬は9・5%増と震災発生後、伸びが鈍化した。
輸出入の4月以降の先行きについて、財務省では「部品調達や電力不足による生産の減少、原油価格上昇や原子力発電所の操業停止による石油などの需要増を注視したい」としている。
一方、同時に発表された平成22年度の貿易統計によれば、アジア向けの輸出、輸入が3年ぶりに増加に転じ、差し引きの黒字額が過去最大の9兆8526億円となった。
最終更新:4月20日(水)10時15分
東日本大震災の影響により自動車などの輸出が減少した為に輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、2カ月連続で黒字は確保したものの前年同月比78・9%減と大幅に減少し、1965億円となった。
輸入総額は11・9%増の5兆6695億円と15カ月連続で増加した。資源価格の上昇を背景に、原油や鉄鉱石が増加。
3月の貿易統計、震災の影響で輸出減少が響き、貿易収支の黒字が前年同月比78.9%減とのことだ。
輸入がこれだけ増えて、自動車などの輸出が減っても、まだ日本は貿易黒字なんだね。
暗黒の稲妻