仲里依紗、妊婦役で日本を元気に…映画「ハラがコレなんで」
スポーツ報知 4月16日(土)8時4分配信
女優の仲里依紗(21)が、今年(10年度)のブルーリボン賞監督賞を受賞した石井裕也監督・脚本の最新作「ハラがコレなんで」(今秋公開)で妊婦役に初挑戦する。自分のことより、他人のことを優先、現代社会で失われかけた「義理」「人情」を大切に生きる未婚の妊婦の物語だ。昨年、映画「ゼブラーマン―ゼブラシティの逆襲―」「時をかける少女」でブレークした若手女優が6本目の主演作に臨む。
「焦ったり、慌てたり、しみったれた顔してんのは粋じゃない」
「大丈夫。風向きが変わったら、その時にどーんといけばいい。今は気楽に待っておこうよ」
仲が演じるのは、こんなことをサラリと言ってのけてしまう妊娠9か月の原光子。ポジティブ思考で自信に満ち、至ってマイペースな日々を送る女性だ。
おなかの子の父親は不明。財産も底をつき、限界の状況にあっても、自分のことを後回しにして他人を助けようとする。昔かたぎで義理人情にも厚い“妊婦ヒーロー”。一風、変わった役どころだが、仲は「妊婦さんは本当に大変なのに、光子はそれを感じさせないくらいポジティブ。すごく元気をもらえる作品だと思う」と自信を見せた。
タッグを組む石井監督は、2008年にアジアで最も期待される若手に贈られる「第1回エドワード・ヤン記念 アジア新人監督大賞」を受賞。昨年はベルリン国際映画祭フォーラム部門出品作「川の底からこんにちは」(満島ひかり主演)がロングラン上映され、満島との結婚も発表するなど、公私に注目を集めた。
「前向きになれない時代。『前向きに生きてこう』と口で言ったら恥ずかしいけれど、とにかく前を向いて生きていかなくちゃいけない。それを映画にしたかった」と石井監督。テーマは「日本人の美意識、粋」という。
仲は15キロの重りをおなかに装着して妊婦を疑似体験。未体験の役、主演の重圧からセリフが全く出てこないこともあったが、それを乗り越え、今は達成感でいっぱいだ。「(今までは)どれだけ長くても、セリフが出ないことは一度もなかった。考え過ぎて、自分の中でも格闘していた。がむしゃらでしたね」撮影を通じて、女優として一回り大きくなったようだ。
最終更新:4月16日(土)8時4分
映画「ゼブラーマン―ゼブラシティの逆襲―」「時をかける少女」でブレークした若手女優仲さんですが、今回の役は妊婦役だそうで。
15kgの重りって・・そりゃ可也キツいだろうねえ。
「昔かたぎ」で「義理人情に厚い」女性なのに、「お腹の子の父親は不明」という設定に違和感を感じるんだけどなぁ。
暗黒の稲妻
スポーツ報知 4月16日(土)8時4分配信
女優の仲里依紗(21)が、今年(10年度)のブルーリボン賞監督賞を受賞した石井裕也監督・脚本の最新作「ハラがコレなんで」(今秋公開)で妊婦役に初挑戦する。自分のことより、他人のことを優先、現代社会で失われかけた「義理」「人情」を大切に生きる未婚の妊婦の物語だ。昨年、映画「ゼブラーマン―ゼブラシティの逆襲―」「時をかける少女」でブレークした若手女優が6本目の主演作に臨む。
「焦ったり、慌てたり、しみったれた顔してんのは粋じゃない」
「大丈夫。風向きが変わったら、その時にどーんといけばいい。今は気楽に待っておこうよ」
仲が演じるのは、こんなことをサラリと言ってのけてしまう妊娠9か月の原光子。ポジティブ思考で自信に満ち、至ってマイペースな日々を送る女性だ。
おなかの子の父親は不明。財産も底をつき、限界の状況にあっても、自分のことを後回しにして他人を助けようとする。昔かたぎで義理人情にも厚い“妊婦ヒーロー”。一風、変わった役どころだが、仲は「妊婦さんは本当に大変なのに、光子はそれを感じさせないくらいポジティブ。すごく元気をもらえる作品だと思う」と自信を見せた。
タッグを組む石井監督は、2008年にアジアで最も期待される若手に贈られる「第1回エドワード・ヤン記念 アジア新人監督大賞」を受賞。昨年はベルリン国際映画祭フォーラム部門出品作「川の底からこんにちは」(満島ひかり主演)がロングラン上映され、満島との結婚も発表するなど、公私に注目を集めた。
「前向きになれない時代。『前向きに生きてこう』と口で言ったら恥ずかしいけれど、とにかく前を向いて生きていかなくちゃいけない。それを映画にしたかった」と石井監督。テーマは「日本人の美意識、粋」という。
仲は15キロの重りをおなかに装着して妊婦を疑似体験。未体験の役、主演の重圧からセリフが全く出てこないこともあったが、それを乗り越え、今は達成感でいっぱいだ。「(今までは)どれだけ長くても、セリフが出ないことは一度もなかった。考え過ぎて、自分の中でも格闘していた。がむしゃらでしたね」撮影を通じて、女優として一回り大きくなったようだ。
最終更新:4月16日(土)8時4分
映画「ゼブラーマン―ゼブラシティの逆襲―」「時をかける少女」でブレークした若手女優仲さんですが、今回の役は妊婦役だそうで。
15kgの重りって・・そりゃ可也キツいだろうねえ。
「昔かたぎ」で「義理人情に厚い」女性なのに、「お腹の子の父親は不明」という設定に違和感を感じるんだけどなぁ。
暗黒の稲妻