ロシアから支援のガス、東電の火力発電所に
読売新聞 4月16日(土)22時13分配信


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富津火力発電所に着岸するLNG運搬船「グランド・アニバ」(16日午前、千葉県富津市で、読売ヘリから)=松本剛撮影
 東日本大震災に伴う日本の電力不足対策として、ロシアが日本に追加供給する液化天然ガス(LNG)の第1船が16日朝、千葉県富津(ふっつ)市の東京電力富津火力発電所LNG基地に到着した。

 大きな半球状のタンク4基を備えた専用運搬船「グランド・アニバ」は、露極東サハリンでLNG6万5000トンを積み込み、約1週間かけて東京湾まで輸送した。首都圏の電力需要をまかなうため使用される。

 北方領土問題をめぐり日本との関係が険悪化していたロシアだが、震災翌日の3月12日にはプーチン首相が、LNGや石油などの供給増を直接指示していた。

 手配に当たった露国営企業ガスプロムは、「日本が困難を迎えている今、私たちは求められれば、さらに支援を行う」とするメッセージを寄せた。(モスクワ 貞広貴志)

最終更新:4月16日(土)22時13分

以前このブログでも取り上げたがようやく到着したようだ。
電の火力発電所に 国境を越えた支援。
人種や文化を超えて人類が共に生きる道。
震災は一種、人類の試練なのかも知れない。
略奪や争いが如何にくらなく、につまらないものか。
戦争の無い世界平和を考えさせられてしまう。

暗黒の稲妻