被災の漁船、撤去開始へ=復興へ一歩前進―宮城・気仙沼
時事通信 4月15日(金)2時32分配信

 東日本大震災の大津波で壊滅的な被害を受けた宮城県気仙沼市で、気仙沼漁業協同組合などが陸に打ち上げられた漁船の撤去作業を始めることが14日、分かった。18日に関係者らが工程を確認し、20日から作業を開始する。
 同組合などによると、対象となるのは主に100トン以上の船で、事前調査では43隻打ち上げられているのが確認されている。損傷の少ない船は小型船も含め港の近くまで運び、3000トンのクレーン船で引き上げ再利用する。他の船は解体するという。
 船内に残っている油を抜く作業など危険を伴う工程もあり、いつ完了するかは不明。費用は保険や国などの補助で賄う予定という。
 フカヒレの生産などで有名な気仙沼市は、漁業・水産業を中心とする漁港都市。津波で流失した港や魚市場の再建は喫緊の課題で、関係者は「復興への大きな一歩に」と期待を寄せている。 

最終更新:4月15日(金)6時13分

やらなきゃ何も始まらないしね。
気が遠くなる程の作業だと思うけれど、復興に向けて頑張って下さい。

暗黒の稲妻