大坂夏の陣に備えた武器工場か 大阪城近くに鍛冶工房跡見つかる
産経新聞 4月14日(木)15時2分配信

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豊臣時代の大坂城から大規模な鍛冶工房が発見。炉の跡など=大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)(写真:産経新聞)
 大阪市中央区の大阪城公園南側で、17世紀初めの大規模な鍛冶工房跡が見つかり、大阪文化財研究所が14日、発表した。徳川家康と対峙(たいじ)した豊臣方が、大坂夏の陣(1615年)に備え、刀などの武器や、陣地を築く土木工事用の鍬(くわ)などを大量生産した“軍需工場”の可能性もあるといい、合戦直前の緊張状態がうかがえる資料になりそうだ。

 現在の大阪城南外堀から南約300メートルの地点を調査したところ、鍛冶の炉跡6基が見つかった。鉄の塊を溶かすための炉穴(直径50センチ前後)や、高温で熱するために空気を送り込む竹製の送風管も出土。工房跡は東西15メートル、南北5メートルの範囲と分かった。

 長さ1メートル、幅20センチの木枠も出土し、刀身を冷やすための水槽と推定。鍬の一部も見つかったことから、工房では刀や工具が作られたという。

 当時の大坂城内には、徳川方の攻撃に備えて多数の小規模な堀が築かれたことが分かっており、工房で生産された鍬などが掘削用に使われたとみている。

 一方、発掘現場一帯は、豊臣方の大名が屋敷を構えた三の丸に相当することから、三の丸造成工事用の工具を作った工房の可能性もあり、松尾信裕・大阪城天守閣館長は「三の丸整備に伴い、大名が屋敷を築く際のお抱え工房かもしれない」と話す。遺物は16、17両日、大阪市中央区の大阪歴史博物館で公開される。

最終更新:4月14日(木)15時2分

大阪市中央区の大阪城公園南側で、17世紀初めの大規模な鍛冶工房跡が見つかったそうだ。
これからまだ色々と出て来そうだね。
続報を待ちたい。

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