<八百長問題>蒼国来と星風に引退勧告 相撲協会
毎日新聞 4月11日(月)14時46分配信

 大相撲の八百長問題で、日本相撲協会は11日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、特別調査委員会(座長=伊藤滋・早稲田大特命教授)の答申通り、新たに幕内・蒼国来(27)と十両・星風(27)の関与を認定し、引退を勧告した。提出期限の13日までに引退届が出されない場合、協会は解雇する。これで、事実上の角界追放処分を受けた力士・親方は25人になった。

 蒼国来は昨年夏場所の春日錦戦、星風は今年初場所の千代白鵬戦で八百長に関与したと認定された。

 調査を担当した弁護士の村上泰委員らによると、星風については春日錦戦での関与を認定する方針だったが、元春日錦の前竹縄親方の記憶違いもあって取組の特定が困難になった。その後、今年の初場所で、元千代白鵬、元清瀬海との3者で、いずれも1勝1敗になるよう「まわし」と呼ばれる八百長をしていたことが確認された。元千代白鵬は処分を受けた1日の理事会で、星風の関与を証言したという。

 処分を言い渡された後、蒼国来は「一度もやっていない。調査に不信感がある」、星風は「納得がいかない」と述べ、ともに引退届を出さない意向。

 また、協会は監督責任を問い、蒼国来の師匠の荒汐親方(56)=元小結・大豊=と、星風の師匠の尾車親方(53)=元大関・琴風=を、ともに1階級降格処分とした。

 携帯電話のデータ解析作業が続いており、調査委は調査を継続する。【藤野智成】

最終更新:4月11日(月)19時22分

しかし何を基準に八百長関与としているのか不明だんだけどな。
国技がこの有様では、悲しい限りではある。

暗黒の稲妻