墜落した機体の一部を大西洋で発見 エールフランス機事故
CNN.co.jp 4月4日(月)10時51分配信

パリ(CNN) フランスの航空機事故調査機関BEAは3日、2009年に大西洋に墜落したエールフランス機の機体の一部を発見したと発表した。

同機はブラジルのリオデジャネイロからフランスのパリに向かう途中で消息を絶ち、乗客乗員228人全員が死亡した。BEAによると、機体の一部はこのほど実施した海底捜索活動で見つかったという。どの部分が見つかったのかは現時点で明らかにしていない。

この事故ではフランス海軍の潜水艦なども出動して付近一帯の捜索に当たったが、事故原因はいまだに究明されず、機体の主要部分や飛行記録装置も回収されていない。搭乗者もほとんどが行方不明のままとなっている。

09年の報告によると、BEAは機体の残骸と見つかった遺体を調べた結果、同機はほとんど損傷がない状態で水面に着地していたと判断。酸素マスクも降りていなかったことから、機内の減圧もなかったとみられる。

墜落の数分前に同機から自動発信された記録は対気速度の計測に問題があったことを示していたが、それだけでは墜落原因にはならないとした。

墜落現場は陸地から遠く離れ、最短距離にあるブラジルやアフリカのセネガルの港から船で2~4日はかかる。海底は海嶺が多く複雑な地形だという。

最終更新:4月4日(月)15時12分

一体墜落の原因は何だったのか・・。
今後この続報が出るかもしれませんのでそちらを待ちましょう。

暗黒の稲妻