失業率4.6%に改善=求人倍率は0.62倍―2月
時事通信 3月29日(火)8時39分配信

 総務省が29日発表した労働力調査によると、2月の完全失業率(季節調整値)は4.6%と前月に比べ0.3ポイント改善した。改善は2カ月ぶり。また、厚生労働省が発表した2月の有効求人倍率(同)は、前月比0.01ポイント上昇の0.62倍と、10カ月連続で改善した。
 3月以降は東日本大震災と円高、原発事故に伴う計画停電により、景気悪化懸念が急激に高まっており、雇用情勢も再び悪化する可能性が高い。景気動向に連動する傾向が強い有効求人倍率は近く低下に転じ、失業率も年後半にかけ再び悪化する恐れがある。
 完全失業者数は前年同月比24万人減の300万人、就業者数は38万人増の6223万人だった。
 総務省は失業率と失業者数、就業者数などについて、東日本大震災の影響で岩手、宮城、福島の3県の2月分調査結果を予定通り回収できなかったため、他の地域の状況と同じとみなして算出した推計値で公表した。
 有効求人倍率は、ハローワークの求職者1人当たり平均何件の求人があるかを表す。2月の有効求人数(季節調整値)は前月比2.6%増、有効求職者数(同)は横ばいだった。 

最終更新:3月29日(火)8時52分

これは2月の話であって問題はこれからだと思うのだが。
急激に悪くなる前に何とか先手を打ち、経済の低迷を避けて欲しいけどな。

暗黒の稲妻