デトロイトの人口、10年で25%減 自動車産業衰退で
CNN.co.jp 3月23日(水)13時33分配信

(CNN) かつて「自動車の街」として栄えた米ミシガン州デトロイトの人口が過去10年間で25%減少していたことが、22日発表の統計で分かった。

米国勢調査局によると、同市の人口は2000年の95万1270人から昨年は71万3777人に減少し、1910年以来最少を記録した。

同市の人口は20世紀初めに急増。最盛期の1950年には185万人に膨れ上がり、全米第4の都市となった。

国勢調査局のまとめによると、ミシガン州全体の人口も過去10年間で994万人から989万人と、0.6%減を記録。全米で唯一人口が減少した州となった。州の人口に応じて配分される連邦下院の議席数は、ピーク時の19から現在は14に減少している。

人口の増減は、市が連邦政府や州から受ける補助金の額にも直結する。デトロイトのビング市長は、減少を食い止めるため雇用創出や犯罪対策に力を入れると表明した。ミシガン州のスナイダー知事も「優秀な若い人材を他州へ流出させたり、都市部の活性化を怠ったりすることがあってはならない。根本的な変革に向け、力を合わせて取り組む」と述べた。

最終更新:3月23日(水)13時33分

アメリカ ミシガン州デトロイトと言えば言わずと知れた自動車産業で有名な所。
そのデトロイトで人口が過去10年間で25%減少したとらしい。
ミシガン州全体でも0.6%減だそうだ。

暗黒の稲妻