「生きていくのも大変」=石巻漁港、加工施設も壊滅―基幹産業に危機・宮城
時事通信 3月22日(火)5時2分配信

 東日本大震災で、宮城県石巻市の石巻漁港も壊滅的な被害を受けた。国内有数の同漁港には鮮魚のほか、水産物の加工施設も集積。同市の経済・雇用を支える基幹産業の危機に、関係者は「これから生きていくのも大変」と途方に暮れている。
 同市水産課によると、石巻漁港の2009年度の取扱数量は約11万5000トンで、東北地方では八戸漁港(青森県八戸市)に次ぐ。冷凍も含め100社以上の加工会社が集まっているのが特徴で、4500人以上の雇用を生んでいる。これらが壊滅したという。
 同漁港に入ると、網目のように整備された道路は一部しか機能せず、いまだに立ち入る人はまばら。重油と魚の臭いが立ち込め、ウミネコが津波で破壊された加工施設からあふれた魚を目当てに群がっていた。
 歩いて様子を見に来た水産加工会社勤務の斉藤和成さん(26)は「会社に船が2隻も刺さり、骨組みしか残っていない」と嘆く。約60人の従業員のうち、連絡が取れたのは3分の1という。斉藤さんは「再建を手伝うつもりだが、周辺の会社も高齢化が進んでいる」と心配する。
 漁師松川幹雄さん(58)は「40年海で生活している。いつ漁に出られるかは見通しがつかないし、出られたとしても市場が復旧しないと」と公営市場の早期復興を訴える。
 会社社長の熊谷雅博さん(50)は自転車で、鮮魚や加工を扱う親会社の様子を見に来たが、がれきに阻まれた。遠目に様子をうかがいながら「10億円近い被害だと思う」と肩を落とし、「設備も在庫も全部駄目。これから生きていくのも大変だ」とため息をついた。 

最終更新:3月22日(火)8時16分

心中察するに余りあるだよね。
それだけ被害は甚大だという事なんだけれど・・。
一体何処から手をつけたらいいのか途方に暮れてると思う。
こういう時に頑張って下さいと軽々しく言えないし言いたくない。
漁業が復活する事を願っております。

暗黒の稲妻