名勝・松島、崩落被害=「長命穴」消え、半壊の島も―国宝「瑞巌寺」は壁にひび
時事通信 3月20日(日)2時33分配信

 松尾芭蕉も訪れた日本三景の一つ「松島諸島」(宮城県)の一部が、大地震後に崩落していたことが19日、分かった。観光客に人気の「長命穴」が消え、複数の島が半壊していたほか、最も有名な「仁王島」にも網が絡み付いていた。一方、国宝「瑞巌寺」は廊下の壁がひび割れるなどしたが、大きな被害はなかった。
 松島湾で島巡り観光船を約40年間営んでいる松田信二さん(58)ら複数の船長が、地震と大津波に襲われた翌12日に被害を確認。時事通信記者も19日、流された船を探索した「松島島巡り観光船企業組合」の船に同乗し、真野雅晴理事(57)らと確かめた。
 約260の諸島のうち、小藻根島の端にあり、「通ると3年寿命が延びる」として観光客に人気だった高さ約5メートルの長命穴が消失。隣の小島も大きく崩れていた。胴乱の形をしたドウラン島も「斜め上半分が欠け」(真野理事)、こけし島も高さが4分の1以下になるなど、複数の島で崩落の跡が認められた。
 仁王島は補強されていたためか損壊は見られなかったが、島全体にノリ養殖の網とブイが付着。雄島に架かっていた約20メートルの木造の渡月橋も丸ごとなくなっていた。松田さんは「自然は元に戻せない。名勝が消え、悲しい」と話した。
 一方、伊達政宗の菩提(ぼだい)寺として1609年に建てられた瑞巌寺は、国宝に指定されている本堂と庫裏、2棟を結ぶ回廊のうち、回廊の外壁と内壁にひびが入り、白壁の一部がはがれ落ちた。庫裏と改修中の本堂に目立った被害はなかった。 

最終更新:3月20日(日)9時9分

発生から今迄松島の情報が全くと言っていい程入って来なかったのだ相当な被害が出ていた様だ。
瑞巌寺の被害が思った程でなかったのが、せめてもの救い。
それより何よりもそこに住む人達が一人でも多く無事であって欲しいと切に願うばかりだ。

暗黒の稲妻