「避難所への医療救助を」=精神的なケアも大切―医師が会見
時事通信 3月14日(月)22時42分配信

 東日本大震災を受け、仙台市などで援助活動を行った国境なき医師団の医師黒崎伸子さん(54)が14日、記者会見し「現地は救助作業で手いっぱいで、避難所の人たちへの医療救助が行き届いていない」と現状を語った。
 黒崎さんは12日から宮城県に入り、被害が大きかった同市若林区の避難所などを回った。「トイレも十分に使えない状態で、水分を控えてますます体調を悪くする人も多い」と話した。
 持病の薬が底を突き、「薬はどこでもらえるのか」「飲み続けられなくて問題はないのか」と訴える患者も多かったという。黒崎さんは「82歳の女性は13種類の薬を服用していた。処方箋がなかったり、診療が受けられなかったりする患者にどう処方するかが課題」と指摘した。
 一方、救助を待つ孤立集落への医療ニーズも強調。「皆が健康な状態で待っているのか見えない」とし、「2日間食べ物が運ばれていない地区もある。医療スタッフの早期の派遣が必要」と訴えた。 

最終更新:3月15日(火)6時30分

これは同感だ。
この混乱で精神的疲労もピークに達していると思う。
今本当に必要としてる所に必要な物資を届けて上げて欲しい。

暗黒の稲妻