東北地方、15日は10度近く気温が低下 電力消費に注意を
産経新聞 3月14日(月)17時6分配信

 気象庁は14日、東日本大震災で被害を受けた東北地方は17日にかけて強い冬型の気圧配置となり、15日の日中の気温は14日に比べ10度以上下がると発表した。計画停電を予定している首都圏でも気温の低下が予測され、暖房器具など電力需要が高まることから「電力の消費に注意が必要だ」としている。

 同庁によると、14日の日本列島は移動性高気圧に覆われ、東北地方の広い地域で最高気温が10~20度となったが、15日から急激に気温が低下。1月下旬から2月上旬並みの気温となる。16日には気圧の谷が北日本を通過し、東北から近畿地方にかけた東日本の広範囲で雨や雪が降る。特に日本海側では風雪が強まる。

 18日は強い寒気が太平洋上に抜けるため、天候は回復するとみられる。また、15日日中の東京都内の最高気温は14日の20度から13度まで低下。早朝を中心に暖房器具など、電力の需要が高まるとみられる。

 同庁は暖房器具や衣類が不足している地域に対し、防寒準備と健康管理を呼びかけるとともに、沿岸部での高波や山間部での大雪被害などに警戒を続けている。

最終更新:3月14日(月)18時7分

石油や暖房設備が 圧倒的に足りないらしいという話で風邪などの病気などが心配です。

暗黒の稲妻