一党体制維持に危機感=「街頭政治」への対抗に本腰―中国
時事通信 3月10日(木)16時44分配信

 【北京時事】中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)の呉邦国常務委員長は10日、「(共産党一党支配体制が)動揺すれば、国家が内乱のどん底に陥る可能性もある」と危機感をあらわにした。中東諸国で国民の不満から長期独裁政権が相次いで倒れる中、中国の最高権力機関として「中国の特色ある社会主義の道を堅持する」断固たる決意を示した。
 中国では、中東情勢に触発され、民主化を求める「中国ジャスミン革命集会」の開催がインターネットを通じて呼び掛けられている。中国当局は当初、集会の呼び掛けを黙殺し、国内メディアでは報道させない方針で臨んだ。
 ところが、北京で5日に開幕した全人代の会期中に集会が呼び掛けられたことから、北京市共産党委員会機関紙・北京日報は「社会の安定維持の自覚」を訴える論評を2日続けて掲載。「ごく一部の者が中東の混乱を中国に引き入れようと企てる『街頭政治』のパフォーマンス」と批判し、「安定は福、動乱は禍。国家の安定がなければ、国民の安定はない」と強調した。 

最終更新:3月10日(木)20時58分

今日の標語:「何時迄も在ると思うな権力とお金」
そもそも一党独裁と言う政治体制に無理があると思うのだが・・・。

暗黒の稲妻
BGM:マジック(Byポリス)