宮城震度5弱 宮城県沖地震とは「別物」 専門家指摘
産経新聞 3月10日(木)0時38分配信
今回の地震の発生源となった宮城県三陸沖周辺には、太平洋プレート(岩板)の境界となる日本海溝がある。
ここを震源とした大地震は「宮城県沖地震」と呼ばれ、過去に約25~40年周期で繰り返し発生してきた。最近では昭和53年に多数の死傷者を出したマグニチュード(M)7・4の大地震が起きている。
宮城県沖地震は、政府の地震調査委員会が「今後30年以内に99%の確率で起きる」と想定している。今回発生した地震との関連が気になるが、専門家は“別物”と判断している。
地震調査委員会委員長の阿部勝征・東大名誉教授は「プレート境界という点では共通しているが、想定されている震源よりも約100キロ東に離れている」と指摘。また、東大地震研究所の纐纈(こうけつ)一起教授は「宮城県沖地震の想定はM7・5だが、今回の地震のエネルギーはその半分で、それほど大きくない」と話す。
宮城県沖地震への警戒は引き続き必要だといい、阿部委員長は「今回の地震で地下の力のかかり方が変わるため、宮城県沖地震発生への影響を計算する必要がある」と話した。
一方、今回の震源周辺では、2月にM5級の地震が4回発生しており、今回の地震の予兆ではなかったかとの声もある。
阿部委員長は「2月の活動に続く、まとまった地震活動とみられる」と分析。気象庁は「2月の地震は、今回の地震の前兆ではないとみられるが、関連を調べる」としている。
最終更新:3月10日(木)0時38分
昨日結構大きい揺れがあったみたいだけど、地震はいつ来てもおかしくないから準備だけはしておいた方がよさそう。
暗黒の稲妻
BGM:セット・ゼム・フリー(Byスティング)
産経新聞 3月10日(木)0時38分配信
今回の地震の発生源となった宮城県三陸沖周辺には、太平洋プレート(岩板)の境界となる日本海溝がある。
ここを震源とした大地震は「宮城県沖地震」と呼ばれ、過去に約25~40年周期で繰り返し発生してきた。最近では昭和53年に多数の死傷者を出したマグニチュード(M)7・4の大地震が起きている。
宮城県沖地震は、政府の地震調査委員会が「今後30年以内に99%の確率で起きる」と想定している。今回発生した地震との関連が気になるが、専門家は“別物”と判断している。
地震調査委員会委員長の阿部勝征・東大名誉教授は「プレート境界という点では共通しているが、想定されている震源よりも約100キロ東に離れている」と指摘。また、東大地震研究所の纐纈(こうけつ)一起教授は「宮城県沖地震の想定はM7・5だが、今回の地震のエネルギーはその半分で、それほど大きくない」と話す。
宮城県沖地震への警戒は引き続き必要だといい、阿部委員長は「今回の地震で地下の力のかかり方が変わるため、宮城県沖地震発生への影響を計算する必要がある」と話した。
一方、今回の震源周辺では、2月にM5級の地震が4回発生しており、今回の地震の予兆ではなかったかとの声もある。
阿部委員長は「2月の活動に続く、まとまった地震活動とみられる」と分析。気象庁は「2月の地震は、今回の地震の前兆ではないとみられるが、関連を調べる」としている。
最終更新:3月10日(木)0時38分
昨日結構大きい揺れがあったみたいだけど、地震はいつ来てもおかしくないから準備だけはしておいた方がよさそう。
暗黒の稲妻
BGM:セット・ゼム・フリー(Byスティング)