支柱倒して強風避ける新型風力発電 沖縄電、離島で営業運転
フジサンケイ ビジネスアイ 3月4日(金)8時16分配信
沖縄電力は3日、沖縄本島の東約400キロにある南大東島で可倒式風力発電設備2基(出力各245キロワット)の営業運転を始めたと発表した。台風接近時などに倒して強風をやり過ごし、損壊を防ぐことができる設備。一般の電力供給に使うのは全国で初めてという。
台風接近などで風速20メートルになると運転を停止し、風車の支柱を倒す。仏ベルニエ社製で風車の直径は32メートル。建設費は4億円でうち3分の1は国の補助金でまかなった。
南大東島では約600世帯にディーゼル発電設備6基を使って電力供給している。今回の風力発電設備2基の能力は合わせて約200世帯分に相当するという。
沖縄電力は、2009年12月に波照間島で同様の設備の実証を行い安全性や性能を確認。台風の通り道とされる南大東島での営業運転に踏み切った。
離島では水力発電が難しいうえ、人口が少ないことから火力発電所を建設するのも非効率。これまではディーゼル発電が主力だったが、燃料輸送費など経費がかかり二酸化炭素(CO2)が多いという問題もあった。
こうしたことから、太陽光や風力発電など再生可能エネルギーが有望視されている。出力の不安定さを補うために蓄電池などを活用した送電網の実証実験が宮古島などで行われている。
最終更新:3月4日(金)8時16分
前にこういうのは設置も去る事ながら運営費にも結構お金が掛かるという話を聞いた事あるけど。
自然の力を最大限利用するという試み悪くはないだろうね。
暗黒の稲妻
BGM:ポリティカル・ポウチャーズ(Byアメリカ)
フジサンケイ ビジネスアイ 3月4日(金)8時16分配信
沖縄電力は3日、沖縄本島の東約400キロにある南大東島で可倒式風力発電設備2基(出力各245キロワット)の営業運転を始めたと発表した。台風接近時などに倒して強風をやり過ごし、損壊を防ぐことができる設備。一般の電力供給に使うのは全国で初めてという。
台風接近などで風速20メートルになると運転を停止し、風車の支柱を倒す。仏ベルニエ社製で風車の直径は32メートル。建設費は4億円でうち3分の1は国の補助金でまかなった。
南大東島では約600世帯にディーゼル発電設備6基を使って電力供給している。今回の風力発電設備2基の能力は合わせて約200世帯分に相当するという。
沖縄電力は、2009年12月に波照間島で同様の設備の実証を行い安全性や性能を確認。台風の通り道とされる南大東島での営業運転に踏み切った。
離島では水力発電が難しいうえ、人口が少ないことから火力発電所を建設するのも非効率。これまではディーゼル発電が主力だったが、燃料輸送費など経費がかかり二酸化炭素(CO2)が多いという問題もあった。
こうしたことから、太陽光や風力発電など再生可能エネルギーが有望視されている。出力の不安定さを補うために蓄電池などを活用した送電網の実証実験が宮古島などで行われている。
最終更新:3月4日(金)8時16分
前にこういうのは設置も去る事ながら運営費にも結構お金が掛かるという話を聞いた事あるけど。
自然の力を最大限利用するという試み悪くはないだろうね。
暗黒の稲妻
BGM:ポリティカル・ポウチャーズ(Byアメリカ)