目黒夫婦殺傷 二重生活で困窮か 木村容疑者、韓国に女性と子供
産経新聞 2月15日(火)7時58分配信

 東京都目黒区の元会社役員、大原道夫さん(87)夫妻殺傷事件で、殺人容疑などで逮捕された自称無職、木村義昭容疑者(65)が、福島県いわき市の自宅で暮らす家族以外に、韓国にいる女性との間に子供をもうけ、生活を続けていたとみられることが14日、捜査関係者への取材で分かった。木村容疑者は韓国-福島間を頻繁に往復していた。警視庁目黒署捜査本部は、娘の入院費以外に日韓の二重生活が困窮の背景にあるとみて調べる。

 関係者によると、木村容疑者には韓国在住の女性との間に女児がいるとの情報がある。捜査本部は木村容疑者がいわき市内で妻や次女と同居し、長女も国内にいることを把握。木村容疑者が供述している「韓国で入院している娘」はこの女児の可能性が高い。

 木村容疑者は10日昼、車で自宅から福島空港に向かっている途中で任意同行、逮捕された。韓国・仁川空港行き航空便を予約し、パスポートを所持しており、女性の元を訪れる予定だったとみられる。韓国への訪問も複数回確認された。

 捜査関係者によると、木村容疑者には収入があったが、事件後、知人から入院費用名目などで金を借りていた。昨年秋にも、この知人から数百万円の借金をしていたという。

 一方、事件数日前の1月上旬、木村容疑者宅近くのホームセンターの防犯カメラに、木村容疑者とみられる男の姿が写っていたことが判明。捜査本部は同時期に凶器と同型の果物ナイフが販売されたことを確認しており、木村容疑者がこの時期に犯行を決意し、購入したとみている。

最終更新:2月15日(火)7時58分

徐々に明らかになってくる事実。
しかし未だに判らないのは被害者と加害者の接点。

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