幕末から昭和、1千点超す写真発見…ボン大学
読売新聞 1月8日(土)17時41分配信

 幕末から昭和初期の日本の風物を写した1000点超に及ぶ古写真が、ドイツのボン大学で見つかった。

 これほど大量の日本の古写真が海外で確認されるのは極めて珍しい。

 日本文化研究者のフリードリヒ・トラウツ(1877~1952年)が収集した日本関連の書籍や文献などの資料群から、馬場章・東京大教授(歴史情報論)が発見した。今後、日独の研究者で撮影の具体的時期や場所の特定が進めば、往時の日本の姿がどう海外に伝わったかを知る、貴重な資料になりそうだ。

 明治初期のドイツ人外交官が収集し、後にトラウツに渡ったとみられる写真の中には、京都・金閣寺など名所の風景が多く含まれていた。ドイツの出版社が注文に応じて販売していた写真の見本とみられるものもあり、神社を出御するみこしや靖国神社(東京・九段)への参拝、農作業、花魁道中など、昭和初期以前の風物が紹介された写真も確認された。

最終更新:1月8日(土)17時41分

幕末から昭和初期の日本の風物を写した1000点超に及ぶ古写真がドイツのボン大学で見つかったそうだ。
何れ写真展なりが開かれるのだろうか。
もしそうなら行ってみたい気もする。

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