ケーブル誤接続が原因 消防庁の119番不具合
産経新聞 1月7日(金)22時30分配信


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119番通報の不具合の原因(写真:産経新聞)
 東京消防庁の119番通報システムが約4時間半停止した問題で、同庁は7日、ケーブルの誤接続が不具合の原因だったと発表した。同庁は人為的ミスとみて調査し、再発防止策を検討する。

【写真】119番通報の不具合を知らせる東京消防庁のホームページ画面

 不具合は、通報を一元的に受理する「災害救急情報センター」(東京都千代田区)で発生。災害情報などを確認できる端末をシステムへ接続する分配器に、未使用のケーブル1本の両端が差し込まれたため、データが回線上を循環して増幅。システム全体をつないでいる基幹中継器の処理能力を超えたという。

 平成21年にシステムを更新して以降、職員が誤接続した可能性があるが、時期は不明としている。

 センターは千代田区と立川市にあり、システムを統制する通常時のホストコンピューターが千代田区に、緊急時の予備ホストは立川市に設置されている。しかし、両センターをつなぐ基幹中継器が停止したため、予備ホストにも接続できなかった。

 本来は、現場の住所などをシステムに入力すれば出動部隊が自動編成されるが、不具合でこうした指揮系統を手動で行ったため、通報の受理が滞った。同庁は、分配器の未使用の端末部分をふさぐ策を講じたほか、同じトラブルが起きた場合、最寄りの消防署に直接通報するよう周知することなどを検討している。

最終更新:1月8日(土)8時53分

119版の通商法システムが4時間半にわたって停止したそうだが。
もし何かあった時に繋がらないとかいうのがあるんじゃ困るんだけどね。
管理はちゃんとしっかりして欲しいものなんだが。

暗黒の稲妻
BGM:ナイト・バード・フライング(Byジミ・ヘンドリックス)