舛添氏めぐり綱引き 野党も巻き込み多数派工作
産経新聞 12月9日(木)2時2分配信


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新党改革の舛添要一代表(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
 民主党の小沢一郎元代表、鳩山由紀夫前首相と実弟で無所属の鳩山邦夫元総務相、新党改革の舛添要一代表が8日夜、東京・麹町のすし店で会談した。今後の連携の可能性のほか、政界再編も視野に入れた突っ込んだ話し合いをしたとみられる。菅直人首相の支持率が低下し、小沢氏の国会招致問題をめぐり民主党内の対立が激化しているだけに、野党も巻き込んだ多数派工作の始まりといえる。

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 夏の参院選後、由紀夫氏と邦夫氏の兄弟会談は時折行われているが、小沢氏に舛添氏を加えた4人が顔をそろえるのは初めて。参院選での民主党の大敗を受け、他党の協力を取り付けるため由紀夫氏が一カ月前から呼びかけていた。

 会談では「このままでは国がダメになる」などと首相の政権運営を懸念する声が噴出。小沢、由紀夫両氏は「今の与党中枢は危機感がない」と批判。また民主党執行部が小沢氏の招致に向けて動き出したことに対し、由紀夫氏が「協力しようにも(首相は)私たちを切って政権浮揚させようとしているからやりようがない。それが一番の悩みだ」と打ち明けたという。舛添氏は党派を超えて協力する意向を示した。

 舛添氏をめぐっては、首相サイドも政権基盤の強化策の1つとして、取り込みを図ろうとしている。民主党関係者によれば、首相は改革が平成22年度補正予算に賛成したことに喜び「連絡をとってじっくり話をしたい」と語ったという。

 岡田克也幹事長も最近、舛添氏と雑誌で対談するなど、連携に意欲を示している。

 舛添氏は参院選で敗北したとはいえ、依然堅い人気を保っている。知名度の高い舛添氏を味方に引き入れることができれば今後の政局で有利になると、首相、小沢氏ともにらんでいるとみられる。

 舛添氏は東京都知事選への出馬も取り沙汰されているが、7日のCS番組では「今は日本を救うのが先だ」と明言した。低迷している首相との連携には迷いもあることから、小沢氏や由紀夫氏との会談に踏み切ったようだ。

最終更新:12月9日(木)8時14分

諺で三人寄れば文殊の知恵という言葉がある。
似た言葉で
・三人行えば必ず我が師あり
・三人なれば迷うことなし
・三人寄れば師匠の出来
・一人の文殊より三人のたらくだ
というのがあるそうだ。
まぁ4人なのでこの言葉があてはまるかどうかは別にして何か思えば、管政権批判だそうだ。
何やらこの記事によると政界再編かとも思わせるがさてどうなるのやら・・・。

暗黒の稲妻
BGM:メイビー・ブルー(Byユニコーン)