2人が「大統領」就任=コートジボワール、異常事態に
時事通信 12月5日(日)10時4分配信

 【ロンドン時事】11月28日実施の大統領選決選投票をめぐる混乱が続くアフリカ西部コートジボワールで4日、現職のバグボ氏が大統領府で就任宣誓を強行した。一方、選管から当選を発表されたワタラ元首相も同日、就任式を行い、2人の元首が並立する異常事態となった。
 選管は2日、ワタラ氏の当選を発表した。しかし、選挙結果の最終確定権を持つ憲法評議会は翌日、「選管の発表が遅れた」ことを理由に無効とし、バグボ氏当選を宣言した。同評議会はバグボ派の牙城とみられている。
 国連や旧宗主国フランス、米国、欧州連合(EU)、アフリカ連合(AU)はワタラ氏当選を認めるよう呼び掛けている。しかし、就任宣誓でバグボ氏は「深刻な内政干渉が続いている。国家主権を守る」と述べ、徹底抗戦の構えを示した。
 一方、ソロ首相はワタラ氏支持を表明。ソロ氏は2002年の内戦以来、北部に強い影響力を持つ元反政府組織「新勢力(NF)」を率いている。
 両派の間では衝突も激化。AFP通信によれば、決選投票後、少なくとも17人が死亡した。 

最終更新:12月5日(日)10時9分

確かに一つの国に二人の大統領というのは・・。
この大統領が二人居る事により内線に発展しない事を祈りたいが何のための選挙なのだろう。
本当に救いを求める民衆は置いてけぼりなんだろう。

暗黒の稲妻
BGM:いとこ同士(ByMOONRIDERS)