作業員29人、全員死亡と断定 NZ炭鉱事故
CNN.co.jp 11月24日(水)16時21分配信

(CNN) ニュージーランド西海岸の炭鉱で19日に起きた爆発事故で、坑内に取り残された作業員29人について、救出作業を率いる地元警察責任者は24日、全員が死亡したと断定し、家族らに伝えた。

警察当局者らによると、救出チームによる掘削で坑内から採取されたガスは一酸化炭素とメタンの濃度が高く、酸素はほとんど含まれていなかった。坑内へ送り込んだカメラ付きのロボット2台は、爆発時に脱出した作業員が落としたとみられるヘルメットを発見したものの、生存者の気配は感知していないという。

同炭鉱を所有するパイクリバーコールのピーター・ホイットール最高経営責任者(CEO)は、ロボットのうち23日に故障した1台が復活し、3台目を投入する準備が進んでいると語った。同氏によると、1台のロボットは坑内の「換気基地」に到達したが、作業員の姿は見えなかった。

同氏は23日夜、当局者らとともに、救助チームを坑内に送り込むことがいかに危険かを示すためとして、爆発時に坑道入り口のカメラがとらえた映像を報道陣や家族らに公開した。爆発が起きた場所から少なくとも2.5キロ離れていたにもかかわらず、大きな衝撃が長い時間続いたことがうかがえる。

最終更新:11月24日(水)16時21分

この記事は2010年11月23日(火) の海外ネター(ニュージーランド)NZ炭鉱爆発は救出作業難航、作業員29人の安否不明の続報の様だが、残念ながら全員死亡らしい。
亡くなられた29人の方のご冥福をお祈りしたいと思う。

BGMは省略する。
暗黒の稲妻