高齢者虐待、1万5700件=09年度、32人が死亡―厚労省調査
時事通信 11月22日(月)16時38分配信

 2009年度に65歳以上の高齢者が家族、親族や介護施設職員から虐待を受けたケースは、前年度から4.9%(732件)増加して1万5691件に上ったことが22日、厚生労働省の調査で分かった。調査開始以来、3年連続の増加。7割近くが要介護認定を受けており、死亡に至ったのは同8人増の32人だった。
 調査は、高齢者虐待防止法(06年4月施行)に基づき、都道府県と市町村が把握した虐待件数を集計した。
 このうち家族、親族による虐待は4.9%(726件)増の1万5615件。被害者のうち77.3%が女性で、年代別では80代(42.2%)が最も多かった。加害者と同居しているケースは86.4%。加害者の被害者との間柄では、息子が最多で41.0%。以下、夫17.7%、娘15.2%の順。死亡者の内訳は、殺人17人、介護放棄(ネグレクト)による致死6人など。
 一方、介護施設職員による虐待事例は8.6%(6件)増の76件だった。市町村などへの相談・通報件数は計2万3812件。 

最終更新:11月22日(月)17時27分


年寄りを預けたいがお金がない。
世話をするには仕事を辞めないと行けない。
食っていくためには仕事をしていかないといけない。
これは高齢者介護に限った話では無いと思うが・・一体どうしろというんだろうかと思えて来る。
将来のビジョンを見据えて考えるとおかしな子供手当なんかに金を使うなら、こういう人達のための施設やら福祉やらを充実して欲しいと思うのだが、皆何時かは年を取るのだから安心して家族が働ける、年寄りを預けられる状態を作って欲しいと思うのだが。

暗黒の稲妻
BGM:We Will~あの場所で~(ByEXILE)