ツタンカーメン王の遺物をエジプトに返還=米メトロポリタン美術館
時事通信 11月11日(木)15時36分配信


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ツタンカーメン王の遺物をエジプトに返還=米メトロポリタン美術館
【カイロ10日AFP時事】エジプト考古最高評議会と米ニューヨークのメトロポリタン美術館は10日、同美術館が所蔵している古代エジプト王ツタンカーメンの墓から出土した遺物19点がエジプトに返還されることになったと発表した。
 同美術館は20世紀前半から所蔵していた犬のブロンズ小立像、ブレスレットの一部とみられるラピスラズリ製のスフィンクスなど計19点に対するエジプトの権利を認め、返還要求に応じた。来年6月まで同美術館で展示された後、返還される。
 ツタンカーメンの墓は1922年に英考古学者のハワード・カーターによって発見された。犬の小像とスフィンクスは、カーターのめいが遺産の一部として所有していた。また他の2点は、エジプト・ルクソールのカーターの家にあったもので、同家に所蔵されていた遺物すべてが遺言で同美術館に寄贈されていた。

最終更新:11月11日(木)16時52分

こういう遺物は出土国で管理保存するのが最良なんだろうけど今の今迄残っていたのは、欧米列強といわれた彼らの時代に持ち出されたからという皮肉もあるだろう。
持ち出したと頭ごなしに決めつけて言うのではなく、保管してた方々には感謝の一言はあってもいいと思うのだが。
但し世界にこの流れが広がると、欧米の博物館は展示物が無くなってしまのかもしれないのだろうが。

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