サブちゃん、74歳6日「ゴールドディスク」
サンケイスポーツ 10月23日(土)7時52分配信


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結婚’50周年を題材にした楽曲「夫婦一生」がゴールドディスクに認定され、74歳6日となる同認定の歴代最年長記録を達成した北島三郎。夫人の雅子さんと一緒に記念撮影(写真:サンケイスポーツ)
 演歌歌手、北島三郎(74)のシングル「夫婦一生」が、セールス10万枚を突破した楽曲に贈られる「ゴールドディスク」の歴代最年長記録を樹立したことが22日、分かった。昨年、結婚50周年を迎えた夫人の雅子さん(73)との歩みを歌った曲。夫婦で取材に応じ、来年の芸能生活50周年に向け、「天命と思い、走り続けます!」と生涯現役の決意を新たにした。

【写真で見る】夫人・雅子さんと並ぶ姿は、まるで結婚会見!

 自身の結婚50周年記念曲「夫婦一生」が、サブちゃんに新たな勲章を運んだ。

 元日発売の同曲は1月18日付オリコンチャートのシングル総合チャートで、初登場10位にランクインと上々の滑り出しを見せ、9月に10万枚を突破。同月末、所属レコード会社の日本クラウンが日本レコード協会へゴールドディスクの申請を行い、今月10日に今年9月度の同認定を受けた。

 74歳と6日の北島は歴代最年長記録も樹立。02年4月度の映画サントラ「海の上のピアニスト」を手掛けたイタリアの作曲家、エンニオ・モリコーネ氏(81)が73歳6カ月で達成した記録を8年ぶりに更新した。

 金屏風をバックに、雅子さんと並ぶ姿は、まるで結婚会見。「この曲の歌詞『時には妻に 時には母に』で50年、俺を支えてくれた嫁さんのために作った曲で取れるなんて、ありがたい」と感謝すると、雅子さんも「どんな激動の中でも思いやりと気遣いを忘れない人です」と称えた。

 来年は芸能生活50周年。トップを走り続ける力の源を「自分の強敵だな、と思う人がいたら常に“勝負”してきた」と明かし、「美空ひばりさんと番組で一緒になった時、勝負だと思って真剣に歌ったんだけど、ひばりさんが歌ったら俺が吹っ飛んだ。これが芸なのかと思い、またがんばってきた」と語った。

 努力の連続で国民的歌手になった日本音楽界の御大は「歌手を天命と思い、完成のないこの道をずっと走り続けるよ。この1年をがんばれば、素晴らしい来年が来ると思ってね」と意欲満々。9月に新曲「母」をリリース、11月2日には大阪・新歌舞伎座のこけら落とし興行「北島三郎特別公演」(同30日まで)も控え、昇竜の勢いで突き進む。

最終更新:10月23日(土)14時46分

74歳6日にして同認定の歴代最年長記録を達成おめでとうございます。

暗黒の稲妻
BGM:ルーザー (7インチ・シングル:Aサイド) (ボーナス・トラック)(Byエンジェル・ウィッチ)