山古志の秋に光るホタル…ただし幼虫
読売新聞 10月21日(木)14時37分配信


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山古志で見つかったクロマドボタルの幼虫
 新潟県長岡市山古志竹沢甲の建築業星野勇さん(66)方の斜面で、季節はずれの秋に光るホタルが見られ、話題を呼んでいる。

 今月中旬、姿を確認した「船岡町ホタルを育てる会」(小千谷市)会長の大塚長吉さん(79)によると、これはクロマドボタルの幼虫。体長1~2センチ程度で、幼虫の間の8月下旬~11月頃、淡い黄緑色に光る姿が見られる。成虫になるとほとんど光らないという。

 ゲンジボタルやヘイケボタルとは異なり、川がなくても生息でき、カタツムリなどを食べる。「アキボタル」「ウジボタル」などとも言われ、大塚さんによると、県内では現在、同所以外の生息地はほとんど知られていないという。

 幅10メートル、高さ3メートルほどの壁のような土の斜面で、毎晩数匹~十数匹が光を放っている。幼虫は羽が無くて飛べないため、光り出してもほとんど動かず、また、人が近付くなどすると、警戒して光らなくなる。大塚さんは「飛ばないので、見て楽しむ感じではないが、生息できる山古志の環境を大事にしたい」と話している。

最終更新:10月21日(木)14時37分

昔山とか田んぼでよくホタルが飛び回ってるのを観たもんだが、ホタルは環境に敏感らしいからね。
一説では綺麗な水でないとダメというか話もあるらしいが、こういう風景は後生にも残して起きたいと思う。

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