<世界遺産>暫定一覧表に追加…佐渡鉱山など2件
毎日新聞 10月6日(水)12時19分配信


佐渡鉱山に含まれる相川金銀山遺跡=文科省提供
 政府は6日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を開き「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)と「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(大阪府)を、世界遺産暫定一覧表に追加することを決めた。近く国連教育科学文化機関(ユネスコ)に、この2件を追加した計14件の暫定一覧表を提出。世界遺産を認定するユネスコの世界遺産委員会の審査を受ける準備に入る。

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 連絡会議は、佐渡鉱山について「400年以上にわたり鉱山技術、鉱山経営に基づく文化的伝統を形成した。採掘された金は明治以降も政府の基盤を支え、金本位制を基準とする国際経済にも大きな影響を与えた」と追加掲載理由を説明。百舌鳥・古市古墳群については「4世紀後半から6世紀前半に営まれた日本最大規模の古墳群で、世界最大面積の仁徳天皇陵などが含まれるなど傑出した位置を占めている」とした。

 世界遺産は暫定一覧表への掲載、世界遺産委員会への推薦、審査を経て決定する。世界遺産総数が今年8月までに計911件と増大している事情もあり、07年7月の石見銀山(島根県)を最後に、認定を受けられていない。現在の暫定一覧表には平泉(岩手県)や富士山(静岡、山梨県)、彦根城(滋賀県)など計12件が掲載されていた。【篠原成行】

最終更新:10月6日(水)12時54分

今後後世に残しておきたい場所がまた2件決まったらしい。
まぁ暫定ではあるが今後認定となるか・・。

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