トゲナべブタムシ:絶滅危惧2類の水生昆虫、姫路のコンクリート水路で発見 /兵庫
毎日新聞 10月1日(金)13時3分配信
姫路市立水族館の市川憲平館長(60)は30日、環境省レッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)2類(絶滅の危険が高まっているもの)に指定されている水生昆虫、トゲナべブタムシ(カメムシ目ナべブタムシ科)を姫路市西部のコンクリート水路で確認したと発表した。国内の生息地は10カ所近く確認されているが、生態はほとんど分かっていないため、水族館は発見場所周辺の生息状況や生態を詳しく調査する。
トゲナべブタムシは体長約9ミリ。体は平らな円形で、黒かっ色に黄色い斑点がある。県内では三田市の武庫川中流など2カ所で確認例がある。流れのある比較的きれいな砂地に住むとされている。
今回の発見場所は、宅地と田が混在する地域を流れる農業用水路(幅約2メートル、水深10~20センチ)。9月中旬に市川館長の家族が偶然、幼虫を発見。水生昆虫の専門家である市川館長が23日に水路を調べた結果、トゲナベブタムシと確認した。
市川館長は「こんなコンクリート水路にいたなんて驚いた。周囲は休耕田が多いため農薬散布が少なく、常に水が流れて水路も干上がることがなかったのではないか。この貴重な生物がいる環境を大切にしたい」と話していた。【久野洋】
〔播磨・姫路版〕
最終更新:10月1日(金)18時49分
偶々偶然にして見つかったのか、それとも・・・なんて下らない詮索はしないけど・。
自然環境は人間だけのものでないという事は忘れてはならないのだろう。
暗黒の稲妻
BGM:未来予想図II(ByDrems Come True)
毎日新聞 10月1日(金)13時3分配信
姫路市立水族館の市川憲平館長(60)は30日、環境省レッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)2類(絶滅の危険が高まっているもの)に指定されている水生昆虫、トゲナべブタムシ(カメムシ目ナべブタムシ科)を姫路市西部のコンクリート水路で確認したと発表した。国内の生息地は10カ所近く確認されているが、生態はほとんど分かっていないため、水族館は発見場所周辺の生息状況や生態を詳しく調査する。
トゲナべブタムシは体長約9ミリ。体は平らな円形で、黒かっ色に黄色い斑点がある。県内では三田市の武庫川中流など2カ所で確認例がある。流れのある比較的きれいな砂地に住むとされている。
今回の発見場所は、宅地と田が混在する地域を流れる農業用水路(幅約2メートル、水深10~20センチ)。9月中旬に市川館長の家族が偶然、幼虫を発見。水生昆虫の専門家である市川館長が23日に水路を調べた結果、トゲナベブタムシと確認した。
市川館長は「こんなコンクリート水路にいたなんて驚いた。周囲は休耕田が多いため農薬散布が少なく、常に水が流れて水路も干上がることがなかったのではないか。この貴重な生物がいる環境を大切にしたい」と話していた。【久野洋】
〔播磨・姫路版〕
最終更新:10月1日(金)18時49分
偶々偶然にして見つかったのか、それとも・・・なんて下らない詮索はしないけど・。
自然環境は人間だけのものでないという事は忘れてはならないのだろう。
暗黒の稲妻
BGM:未来予想図II(ByDrems Come True)