115年ぶり、竜安寺へ ふすま絵 匿名落札者が寄贈
産経新聞 9月19日(日)7時56分配信


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竜安寺にふすま絵復活(写真:産経新聞)
 竜安寺(りょうあんじ)(京都市右京区)がかつて所蔵していたふすま絵6面が、115年ぶりに同寺に返還されることが18日、分かった。競売会社のクリスティーズによると、ふすま絵は15日、ニューヨークで開催された同社オークションに出品され、8万6500ドル(約743万円)で落札された。落札者は匿名で、竜安寺への寄贈を発表。同寺は「感無量です」とコメントを寄せているという。

 ふすま絵は安土桃山時代の絵師、狩野永徳の次男、孝信(1571~1618年)の作と伝えられる。明治初期の廃仏棄釈で財政難に陥った竜安寺が明治28(1895)年、東本願寺に売却した71面のうちの6面。さらに九州の炭鉱王、伊藤伝右衛門の手に渡り、その後散逸した。6面については2000年に日本人コレクターが競売に出品。別のコレクターの手に渡っていたという。

最終更新:9月19日(日)8時14分

何というのかおかえりというべきなんだろうなぁ、この場合。
115年ぶりに竜安寺(京都府京都市右京区)に帰って来たふすま絵、観てみなくなった。

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