住民監査請求:大分市委託の調査報告書「2ページで155万円非常識」 /大分
毎日新聞 9月18日(土)14時56分配信

 ◇オンブズマン、住民監査請求へ
 大分市がJR大分駅南に建設を予定している複合文化交流施設について、市が約155万円で日本政策投資銀行(東京都)に業務委託した経済波及効果調査の報告書が17日、NP0法人おおいた市民オンブズマンに情報公開された。市は報告書を2~3ページ程度と求めており、同オンブズマンは「実質2ページの報告書に155万円で契約するのは非常識」として委託費の返還か賠償を求める住民監査請求を近く行う方針。
 公開文書などによると、報告書3ページのうち、1ページは用語説明で、残り2ページに波及効果の概要などが記載されていた。
 調査は09年1月9日、市が同銀行と随意契約。市は報告書の体裁について業務委託契約書の仕様書で「A4版2~3枚程度」と指定していた。今年3月の包括外部監査で、公認会計士から「契約金額が適正だったか疑問」と指摘されていた。同オンブズマンは「根拠となる資料のない結果だけの報告書」と話している。
 一方、市駅周辺総合整備課は「知りたいのは波及効果の具体的金額で、根拠となる資料は必要なかった。別の2社とも話したが、調査に時間がかかり、500万円以上かかると聞いたので、投資銀行に決めた」と話している。同銀行大分事務所は「正当な仕事をしたと思っているが、守秘義務があるので詳しくは答えられない」とコメントした。【高芝菜穂子】

9月18日朝刊

最終更新:9月18日(土)14時56分

たった2,3ページ程度の報告書に155万ってどう考えもおかしくない?
非常識にも程があると思うんだけど・・。

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