西武、逃げ切り勝ち!中島が打線引っ張る
サンケイスポーツ 9月15日(水)21時34分配信


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3回、本塁打を放った西武・中島=15日、スカイマークスタジアム(写真:サンケイスポーツ)
 (パ・リーグ、オリックス5-6西武、23回戦、西武14勝9敗、15日、スカイマーク)首位西武は終盤に4失点したが、序盤に挙げた6点を継投で守りきりマジック5に。中島は17号2ランを放ち、先制点につながる二塁打も放ってチームを牽引した。

【写真で見る】本塁打を放った中島はホームで栗山とハイタッチ

 ショックは引きずらない。前日14日に天敵・金子千に2点に抑えられたレオ打線が、あっさりと息を吹き返した。今季5戦5敗の金子千とは対照的に、この日先発の木佐貫とは4度対戦して3勝0敗。相性のいい投手には容赦なしだ。

 まずは一回、一死後に栗山の左前打、中島の左翼線二塁打で二、三塁とし、フェルナンデスが中前に2点適時打。栗山と中島は初球、フェルナンデスはカウント0-1から積極的にファーストストライクを狙い打ち、あっさりと先制した。

 三回には、再び栗山が遊撃強襲安打で口火を切ると、中島が左中間席に17号2ラン。内角直球を完ぺきにとらえ「追加点が取れてよかった」と白い歯を見せた。さらに大島にも適時打が飛び出すなど、この回4点。序盤で6点のリードだ。

 金子千に敗れた前夜、渡辺監督は「ここから先は負けを引きずらないことが大事。きょうの試合は引きずるような負けじゃない」と言い切った。打線が奮起できなかったとはいえ、ミスらしいミスもなかった。試合後のミーティングも短時間で終了。もう公式戦で金子千と対戦することがない以上、頭を切り替えるのが先決というわけだ。

 9日に日本ハム・ウルフにやられ零封負けした直後も、指揮官は「もうウルフのことは忘れろ」と首脳陣に命じた。この切り替えの早さが、大事な9月に連敗なしという結果を生んでいる。目の前に見えてきた優勝に向け、獅子が歩みを止めることはない。

最終更新:9月15日(水)23時6分

西武は手堅くというかここに来て独走態勢に入る勢いだが、 このまま逃げ切れるだろうか。
今の段階でMは5。

暗黒の稲妻
BGM:Tailgunner(ByIron Maiden)