<自民党>新執行部が誕生 党三役、全員50代に若返り
毎日新聞 9月9日(木)21時33分配信


自民党の新役員就任後の会見を終え、握手する(左から)石原伸晃幹事長、大島理森副総裁、谷垣禎一総裁、小池百合子総務会長、石破茂政調会長=東京都千代田区の自民党本部で2010年9月9日、津村豊和撮影
 自民党は9日、臨時総務会を開き、副総裁に大島理森前幹事長(64)、幹事長に石原伸晃元国土交通相(53)、総務会長に小池百合子元防衛相(58)を充て、石破茂政調会長(53)を再任する新たな執行部人事を了承した。国対委員長には逢沢一郎元衆院議院運営委員長(56)が就任した。党三役は全員50代で、女性の起用は小池氏が初めて。来年4月の統一地方選や次期衆院選をにらみ、知名度や発信力を重視した布陣になった。

 谷垣禎一総裁(65)は記者会見で民主党政権への対応について「戦うべきところは戦うが、国民生活のために協力すべきところは協力する」と述べ、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」には是々非々の姿勢で臨む考えを表明。「このメンバーで必ず(次期)衆院選に勝利する」と強調し、政権奪還を目指す考えを示した。

 三役に就任した石原、石破、小池3氏は08年総裁選にそろって立候補し、参院選では選対本部長代理として全国を遊説した「表看板」。谷垣氏は会見で「次世代のリーダーに三役に入ってもらった」と強調した。

 ただ、党内には「若返ればいいというわけではない。難局を乗り切るには経験や知恵も必要だ」(幹部)との声もある。

 谷垣氏は、大島氏に引き続き選挙を指揮させることで石原氏らの実務経験不足を補う体制を整えた。

 石原氏は会見で民主党代表選について「(菅直人首相と小沢一郎前幹事長の)どちらが勝つか分からないので、両方を見据えてやっていきたい」と無難な答えにとどめた。【中田卓二】

【副総裁】

 大島 理森氏(おおしま・ただもり)農相、党幹事長。慶大卒。衆院青森3区。当選9回。64歳。

【幹事長】

 石原 伸晃氏(いしはら・のぶてる)行革担当相、党政調会長。慶大卒。衆院東京8区。当選7回。53歳。

【政調会長】

 石破  茂氏(いしば・しげる)防衛相、農相。慶大卒。衆院鳥取1区。当選8回。53歳。

【総務会長】

 小池百合子氏(こいけ・ゆりこ)環境相、防衛相。カイロ大卒。衆院比例東京。当選6回。58歳。

最終更新:9月9日(木)23時31分

自民党の歴史から考えると全員50代に若返りして自民党は、新しく、生まれ変わったかのようにも見えるんだけど一般の目から見ると 何時もの代わり映えのしない同じ面々という気がしてならないのだが。

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