下院の与野党逆転濃厚=オバマ大統領に強い逆風―米中間選挙
時事通信 9月8日(水)17時32分配信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各種世論調査で、与党・民主党の大敗を予測させる結果が相次いで出ている。効果的な経済対策を打ち出せないオバマ大統領への逆風は増しており、全議席が改選される下院は与野党逆転が濃厚な雲行きだ。
 7日発表のワシントン・ポスト紙などの調査では、大統領支持率は初めて5割を切る46%(不支持52%)。ギャラップ社調査では5月中旬以降、50%に達したことはなく、先月末は43%だった。
 同社によると、中間選挙前に支持率5割未満だった大統領の下での下院選で、与党は平均36議席、最大55議席後退している。
 有権者登録した人を対象にした7日の同社の下院選投票先調査で、民主党支持は5ポイント上がったものの46%。下院(定数435)の現有勢力は民主255、共和178(欠員2)だが、同社の分析では、民主党はこの水準では197議席まで落ち込む見通しという。 

最終更新:9月8日(水)17時37分

昔から中間選挙では与党が不利といわれていた気がする。
しかしまぁ100年に一度の不況を効果的に回復出来ないという失望感はオバマ大統領を直撃している事は間違いないだろうけど。
アメリカにとっては真の景気対策は軍事産業という誤った意見がまた広まらなければいいのだが・・・。

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