ヤクルトついに5割!セ界44年ぶりの“完済劇”
8月25日7時1分配信 スポニチアネックス


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<ヤ・横>借金完済の前祝いとばかりに、5回終了後の花火も華麗に咲いた
 【ヤクルト13―5横浜】ヤクルトの最大19もあった借金がついに0となった。誰も予想できなかった奇跡のV字回復。「完済人」の小川監督代行は人柄そのままの穏やかな笑顔でスタンドに両手を上げた。

 「相手のミスに乗じて点を取れるのはチームの勢いを感じます」

 鮮やかな集中攻撃だった。3回に2つの敵失を絡め、一挙6点のビッグイニング。7回にも3四球を足場に再び6点。その立役者の一人が、3、7回ともに安打を放った10年目の5番・畠山だった。日本人ではチーム随一のパワーを持ちながら、走塁、守備面でもきめ細かさを求める高田前監督のもとでは伸び悩んだ。07年まで務めた2軍監督時代からその潜在能力を高く評価していた小川代行は就任直後、1カ月ぶりに1軍に呼び戻した。7月中旬からは先発起用するために1軍初の外野守備にも就かせた。多少の難には目をつぶって打力を生かすことを選択したのだ。畠山自身も「自分を左翼に、とひらめいたこと自体が凄い」と感嘆する大変革。06年にも1度左翼に挑戦したが、0・7の視力では夜間の打球をとらえられずに断念した経緯もあったからなおさらだった。

 3位・中日に4・5ゲーム差。「きょうの勝ちを生かすには、あすも勝たないと」と、慎重な小川代行。それでもナインは正直だ。畠山は「ここまできたらクライマックスシリーズ(CS)を見ている」。その目標は確実に手の届くところにある。

最終更新:8月25日8時38分

ヤクルトもここに来て調子が上がってきたなぁ。
借金が0で完全完済。さぁ野球が面白くなってきたぞ。

暗黒の稲妻
BGM:darker than darkness[live](※アルバム未収録曲)(ByBUCK-TICK)