「ひきこもり」英オックスフォード辞書に登場
8月20日19時22分配信 産経新聞


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ブブゼラを吹く日本のサポーター=6月30日午前2時08分、大阪市中央区(頼光和弘撮影)(写真:産経新聞)
 【ロンドン=木村正人】日本で社会問題になっている「hikikomori」(ひきこもり)や、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で話題を呼んだ民族楽器「ブブゼラ」が、19日に出版された英オックスフォード大出版局の英語辞書「オックスフォード・ディクショナリー・オブ・イングリッシュ」の改訂版にお目見えした。

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 1998年に出版された同辞書は時代の変化を読み取って新しい言葉を収録しているのが特徴で、今回が3版目。20億もの候補の中から選ばれた約2千の単語・句はインターネットの普及や金融危機、地球温暖化に関連したものが多い。

 「hikikomori」は、若い男性が社会との関係を断つ現象として紹介されている。英国ではこれまで、コンピューターゲームに熱中し引きこもる日本人青年による凶悪事件が、取り上げられることが多かった。

 金融危機関連では、90年代にバブルが崩壊した日本ではすでに定着している「クオンティタティブ・イージング」(量的金融緩和政策)や、「トクシック・デット」(不良債権)、景気後退で社会現象になった「ステイケーション」(海外に行かず国内で休暇を過ごす)などが入った。

 インターネットに親しむ若者文化では、簡易ブログ、ツイッターを通じ会う約束をする「ツイートアップ」、ソーシャル・ネットワーキング・サイトの友人リストから名前を削除する「ディフレンド」などが収録された。

最終更新:8月21日0時4分

英オックスフォード辞書にも遂に登場と言う訳ねぇ。
「ひきこもり」という単語が辞書に登場するとはまあ驚きだけど。
日本のひきこもり人口も多くなり、問題になっている事が、英国でも取り上げられたんだろうけど、この引きこもりって日本だけなんだろうかねぇ。
まぁ余りいい言葉じゃないだけに手放しで喜べる状況では無いとは思うんだけど。

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