高齢者は人付き合いが大事=孤独な人より生存率1.5倍
8月2日5時17分配信 時事通信

 家族や友人、隣人に恵まれた高齢者は、孤独な高齢者に比べ、生き延びる確率が1.5倍も高いと、米ブリガムヤング大などの研究チームが2日までに米オンライン科学誌プロス・メディシンに発表した。孤独であることは、アルコール依存症やたばこを1日15本吸うのと同じぐらい健康に悪いという。
 この研究は、世界で過去に行われた148種類、計約30万8900人を対象とする長期調査をまとめて分析し直した成果。調査期間が平均7年半で、対象者の平均年齢は約64歳。男女ほぼ半々で、地域別では北米51%、欧州37%、アジア11%、オーストラリア1%だった。
 研究チームは、人付き合いがある方が生存率が1.5倍高いというのは、けんかばかりしているような人間関係も含んでのことと指摘。日常的に人付き合いがあることは、心理面だけでなく、体の健康に直接メリットがあるという。 

最終更新:8月2日11時21分

この調査結果から察するに、必ずしも「孤独が長寿に悪い」とつなげる根拠が判らんが。
その人の気質によっても孤独がストレスになる人もあれば、そうでない(つまり逆に癒しになる)事も有るだろうし人それぞれ基準が違うという事。
例えばこれはあくまもで一例ではあるが、帰宅してお帰りなさいと出迎えてもらえるのも一つの幸せである。
逆に学校や仕事が終わってやっと外との付き合いから開放されたと思ったら今度は自宅内で家族と人付き合いだなんて心が休まらないという独居向きの人も居るだろう。
要は私生活では過重なストレスから開放される事が健康に良いのであって人それぞれの価値観を無視して「孤独→ストレス」と短絡的に考えるのは全くのナンセンスであるという事。
まぁもう一つは何かの事情で急に倒れた時に側に誰か居るのと居ないのでは助かる確率が違うというのもあるのは事実ではあるんだが・・・。

暗黒の稲妻
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