原油流出、まず原因究明を=費用負担に難色―三井物産系社長が米議会証言
7月23日9時8分配信 時事通信

 【ワシントン時事】米メキシコ湾の原油流出事故の責任を追及する米議会の公聴会が22日開かれ、油田の一部権益を持つ三井物産系の石油開発会社MOEX(テキサス州ヒューストン)の石井直樹社長が証言した。同社長は、事業を運営する英BPが負担を求めている損害賠償など事故処理費用について「法的義務は果たす」としながらも、「事故原因が解明されなければ、その先の議論はできない」と述べ、三井側が直ちに費用負担に応じる考えがないことを強調した。
 米史上最悪の環境被害をもたらした原油流出事故をめぐっては、被害者支援や環境回復費用がどこまで膨れ上がるのか、費用負担の割合をどう調整するのかなど全く不明だ。 

最終更新:7月23日9時57分

そりゃそうだ。
原因が分からない状態で払えじゃタダのたかりだろう。
まずは減った利益分の損害賠償でしょう。
「原油流出事故の責任を追及する米議会の公聴会」は何で三井を呼んだのか不思議なんだけど。
その物を造った会社は何故公聴会に呼ばれないのか。
事故発生と三井との間に直接の因果関係があるの??
何をトチ狂ったんだろうかねぇ。
三井系の石油会社社長の対応は、至極まっとうな対応だね。
問題は、アメリカの議会がトヨタバッシングのような、異常な行動に出るのか、それとも原因究明を真剣にやるのかを見極める必要かと。
万が一、トヨタの二の舞になるようなことがあれば、日本企業はアメリカ戦略を根本的に見直す必要に迫られる事になりそうだねぇ。
原因究明をした結果、トヨタのリコール対応は正当と判断されるが、地落ちた信頼回復には莫大な費用と時間がかかる。
三井物産頑張れよ(笑。

暗黒の稲妻
BGM:あしながのサルヴァドール(ByEGO-WRAPPIN')