56戦無敗男がまさか!久保、1018日ぶり黒星
7月18日8時0分配信 スポーツ報知
◆横浜7―5巨人(17日・横浜) アナライズの成果が見えない最下位・横浜相手に、巨人がサプライズな一敗を喫した。同点の8回、原監督は満塁策を指示し、投手の山口との勝負を選択したが、裏目に…。完全に振り遅れた打球がワンバウンドで一塁手を越えるまさかの決勝2点適時打となった。不運に泣いた鉄腕・久保は1018日ぶりの黒星。ヤクルトに快勝した2位・阪神に再び1・5ゲーム差へ迫られた。
結実しかけた作戦が、最後に破たんした。同点の8回2死二、三塁。原監督はベンチを飛び出し、8番・武山の敬遠を指示した。9番は8回から登板した横浜のストッパー・山口。代打が出ないと踏んだ指揮官の読みは当たったが、打球の行方だけが想定外だった。高いバウンドで一塁手の頭上を越える2点適時打。マウンド上の久保は「ベンチとしては最善の策。僕が応えられなかった」と悔やんだ。
「あれはこっちの作戦通りだったけど、打者が上回ったということです」。原監督は勝敗を決した場面を淡々と振り返った。尾花監督にとって、山口はブルペンで最も信頼できるリリーバー。代打を出せば、9回を任せられる投手はいない。巨人としては代打を出されたとしても、9回の攻撃に大きな望みが生まれる敬遠策だったが、山口の執念に屈した。
油断はなかった。阿部から「野手と思って来い」と声をかけられ、久保が投じた球は146キロ外角直球。これまで幾多の修羅場をくぐり抜けてきた右腕は「自分の力を振り絞って投げました。ただ、阿部さんの要求より中に入ってしまいました」と唇をかんだ。07年10月3日の横浜戦(東京D)以来、1018日ぶりの黒星。56試合不敗を続けてきた鉄腕に、ついに土がついた。
ここまで44試合に登板している久保を責めることはできない。原監督は「点をとれる時にとれなかったことで、こういうゲームになった」と敗因を口にした。2点を挙げて同点とした6回。なお無死満塁と攻めながら、勝ち越し点を奪えなかった。7回には1死二、三塁を逸機。伊原ヘッドコーチも「無死、1死のチャンスで走者をかえせなかった」と嘆いた。
先発の藤井は3回途中5失点KO。リリーフ陣が試合を立て直したが、最後に力尽きた。香田投手コーチは「(先発陣は)全体的にもっと良くなってもらわないと」と苦言を呈した。7月はこれで4勝8敗。巨人の梅雨はまだ明けない。
最終更新:7月18日8時0分
どのチームでもそうだろうけど、無敗記録が何時迄も伸びるという事は無いんだしねぇ。
でもまぁ1018日ぶりといのはそれはそれで凄いなぁ。
暗黒の稲妻
BGM:After All (The Dead)(ByBlack Sabbath)
※Originally from Dehumanizer
7月18日8時0分配信 スポーツ報知
◆横浜7―5巨人(17日・横浜) アナライズの成果が見えない最下位・横浜相手に、巨人がサプライズな一敗を喫した。同点の8回、原監督は満塁策を指示し、投手の山口との勝負を選択したが、裏目に…。完全に振り遅れた打球がワンバウンドで一塁手を越えるまさかの決勝2点適時打となった。不運に泣いた鉄腕・久保は1018日ぶりの黒星。ヤクルトに快勝した2位・阪神に再び1・5ゲーム差へ迫られた。
結実しかけた作戦が、最後に破たんした。同点の8回2死二、三塁。原監督はベンチを飛び出し、8番・武山の敬遠を指示した。9番は8回から登板した横浜のストッパー・山口。代打が出ないと踏んだ指揮官の読みは当たったが、打球の行方だけが想定外だった。高いバウンドで一塁手の頭上を越える2点適時打。マウンド上の久保は「ベンチとしては最善の策。僕が応えられなかった」と悔やんだ。
「あれはこっちの作戦通りだったけど、打者が上回ったということです」。原監督は勝敗を決した場面を淡々と振り返った。尾花監督にとって、山口はブルペンで最も信頼できるリリーバー。代打を出せば、9回を任せられる投手はいない。巨人としては代打を出されたとしても、9回の攻撃に大きな望みが生まれる敬遠策だったが、山口の執念に屈した。
油断はなかった。阿部から「野手と思って来い」と声をかけられ、久保が投じた球は146キロ外角直球。これまで幾多の修羅場をくぐり抜けてきた右腕は「自分の力を振り絞って投げました。ただ、阿部さんの要求より中に入ってしまいました」と唇をかんだ。07年10月3日の横浜戦(東京D)以来、1018日ぶりの黒星。56試合不敗を続けてきた鉄腕に、ついに土がついた。
ここまで44試合に登板している久保を責めることはできない。原監督は「点をとれる時にとれなかったことで、こういうゲームになった」と敗因を口にした。2点を挙げて同点とした6回。なお無死満塁と攻めながら、勝ち越し点を奪えなかった。7回には1死二、三塁を逸機。伊原ヘッドコーチも「無死、1死のチャンスで走者をかえせなかった」と嘆いた。
先発の藤井は3回途中5失点KO。リリーフ陣が試合を立て直したが、最後に力尽きた。香田投手コーチは「(先発陣は)全体的にもっと良くなってもらわないと」と苦言を呈した。7月はこれで4勝8敗。巨人の梅雨はまだ明けない。
最終更新:7月18日8時0分
どのチームでもそうだろうけど、無敗記録が何時迄も伸びるという事は無いんだしねぇ。
でもまぁ1018日ぶりといのはそれはそれで凄いなぁ。
暗黒の稲妻
BGM:After All (The Dead)(ByBlack Sabbath)
※Originally from Dehumanizer