「ビール腹」の真相に迫る!
web R257月13日(火) 10時 5分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合

日増しに気温が上がり、仕事上がりのビールが美味しい季節になってきた。梅雨が明ければ、上司や同僚と連れ立ってちょっと一杯…なんて日はさらに増えることだろう。

しかし、20代も後半に差し掛かってくると、そろそろお腹まわりのたるみが気になり始めるお年ごろ。「ビール腹」なんて言葉もあるくらいだから、飲み過ぎによるメタボ化には用心したいところ。

実際のところ、アルコールのカロリーってどのくらいあるのだろうか? 医療ジャーナリストにして医学博士の森田豊先生に聞いてみた。

「ビールが太りやすい、というのはじつは誤解なんです。もちろんアルコールにもカロリーはありますが、これは体内に蓄積されにくい性質のカロリーですから、毎日飲んだからといって太ることはありません」

これはビジネスマンにとって朗報!? でもそれなら、ビール好きの中高年のお腹がぽっこり膨らんじゃっているのはなぜ…?

「それはビールで摂取したカロリーが問題なのではなく、一緒に食べるおつまみが原因でしょう。ビールを飲んでいると、どうしても脂っこいものやタンパク質の多いものなど、高カロリーな料理が食べたくなりますからね」

確かに、ビールには唐揚げやら餃子やら焼肉やら、高脂質・高タンパクのメニューがやたらと合う。森田先生いわく、ビールは胃液の分泌を促すため、食欲を増進させる性質を持っているというから、なおさら注意したい。締めにラーメンなんて食べようものなら、カロリー摂取量的には最悪といっていいだろう。

「ちなみに一般的な目安でいうと、ビール大瓶1本(633ml)のエネルギー量は246kcalで、そのうち体に蓄積されるのは89kcal。日本酒(一合)は198kcalに対して蓄積されるのは42kcal。焼酎やウイスキーなどの蒸留酒にいたっては、体内に蓄積されるカロリーはほぼ0とされています」

つまり、あわせて摂る食事の内容にさえ気を付けていれば、アルコールは肥満の原因にならないわけだ。「飲み過ぎで太った」というのは言い訳に過ぎない。そもそも食べ過ぎないよう気をつけるべきだろう。お酒に罪なし!
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:7月13日(火) 10時 5分

まぁお酒を飲む時は大体一緒に何か頼むし、食べないで飲みだけというのはないだろうしねぇ。
まぁ程々が一番という事なのかねぇ・・。

暗黒の稲妻
BGM:LOVE SICK CHICKEN(Byサザンオールスターズ)