阪神リーグトップの30連発! ブラ砲でトドメだ
7月12日16時56分配信 夕刊フジ

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30号一番乗りのブラゼルは7回に内角攻めに怒り心頭。城島になだめられる(写真:夕刊フジ)
阪神は11日の横浜戦で7-3で圧勝。この日中日に敗れて4連敗となった首位巨人とのゲーム差は0・5と、逆転首位が目前に迫ってきた。これから先の優勝争いに向けてチームになくてはならない存在に“出世”したのが、5番・クレイグ・ブラゼル内野手(30)である。
[フォト]虎・ブラ最速30号!首位Gに0・5差!
4カード連続の勝ち越しで、ついに首位まであとわずか。真弓監督は「ここから9連戦。3つカードがあるうちに首位に立つこともあると思う。オールスター休みに入る前にチーム状態をよくして終わりたい」と、首位獲り宣言だ。
そのチームにいまや欠かせない存在となったのが阪神2年目のブラゼルだ。この日はセ・パ両リーグを通じて一番乗りとなる30号本塁打を右越えに放って先制点。3回には結果的に決勝点となる2点タイムリーを放ち、「試合の主導権を握れるいいところで打ってくれた」と指揮官も認める大活躍だった。
当然、マークもきつくなる。7回には横浜4番手加藤康に死球すれすれの球を続けて投げられて激怒。マウンドに詰め寄ろうとする一幕が。
その瞬間、ブラゼルの前に相手捕手の橋本より早く割って入ったのが次打者席で控えていた城島。すばやくブラゼルの前に立ちはだかってしっかりガードした。
「行くの早かったでしょ? 彼がいなくなってしまうと困る。『イライラするのはわかるけど、落ち着いて。君はチームに必要なんだ。グラウンドにいなきゃいけない』と言いました」と、なだめて乱闘を未然に防いだ。
試合後はブラゼルも「あれも野球の一部。ああいう状況でエキサイトしてしまったが、過ぎたことだし、切り替えてやりたい」と反省したが、城島の言うとおり、万が一ブラゼルが暴力行為で退場→出場停止にでもなれば、得点力低下で巨人追撃もままならないところだった。
4月の時点で真弓監督も「あの手の打者はクリーンアップにいられても困る。ブラゼルは下位にいる形が一番いい」と中軸扱いしていなかったのだが、今では立派に5番打者として機能してチーム内での地位を上げている。
球界関係者は「昨春にブラゼルは、MLB球団とマイナー契約を取り付けるよりも給料の安い独立リーグでプレーする方を選んだ。奥さん(ラニー夫人)の家族が事業をしており、ブラゼルの収入が激減しても生活に困るというわけでもない。だから日本球界への返り咲きの機会を待つ間、独立リーグに身を置くことができた」という。
昨年の活躍で年俸は2500万円から今季8000万円まで跳ね上がったが、もともとギャラの多少に固執しない。そんなブラゼルだからこそ、今年MVPの名誉がほしい。
最終更新:7月12日21時16分
いい調子で来てるなぁ。ブラゼル選手も絶好調のようだし。
ただその分相手の警戒も強くなるがあんまりカッカせんようにね(笑。
暗黒の稲妻
BGM:プレイ・スポット第ニ区(Byクレージーケンバンド)
7月12日16時56分配信 夕刊フジ

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30号一番乗りのブラゼルは7回に内角攻めに怒り心頭。城島になだめられる(写真:夕刊フジ)
阪神は11日の横浜戦で7-3で圧勝。この日中日に敗れて4連敗となった首位巨人とのゲーム差は0・5と、逆転首位が目前に迫ってきた。これから先の優勝争いに向けてチームになくてはならない存在に“出世”したのが、5番・クレイグ・ブラゼル内野手(30)である。
[フォト]虎・ブラ最速30号!首位Gに0・5差!
4カード連続の勝ち越しで、ついに首位まであとわずか。真弓監督は「ここから9連戦。3つカードがあるうちに首位に立つこともあると思う。オールスター休みに入る前にチーム状態をよくして終わりたい」と、首位獲り宣言だ。
そのチームにいまや欠かせない存在となったのが阪神2年目のブラゼルだ。この日はセ・パ両リーグを通じて一番乗りとなる30号本塁打を右越えに放って先制点。3回には結果的に決勝点となる2点タイムリーを放ち、「試合の主導権を握れるいいところで打ってくれた」と指揮官も認める大活躍だった。
当然、マークもきつくなる。7回には横浜4番手加藤康に死球すれすれの球を続けて投げられて激怒。マウンドに詰め寄ろうとする一幕が。
その瞬間、ブラゼルの前に相手捕手の橋本より早く割って入ったのが次打者席で控えていた城島。すばやくブラゼルの前に立ちはだかってしっかりガードした。
「行くの早かったでしょ? 彼がいなくなってしまうと困る。『イライラするのはわかるけど、落ち着いて。君はチームに必要なんだ。グラウンドにいなきゃいけない』と言いました」と、なだめて乱闘を未然に防いだ。
試合後はブラゼルも「あれも野球の一部。ああいう状況でエキサイトしてしまったが、過ぎたことだし、切り替えてやりたい」と反省したが、城島の言うとおり、万が一ブラゼルが暴力行為で退場→出場停止にでもなれば、得点力低下で巨人追撃もままならないところだった。
4月の時点で真弓監督も「あの手の打者はクリーンアップにいられても困る。ブラゼルは下位にいる形が一番いい」と中軸扱いしていなかったのだが、今では立派に5番打者として機能してチーム内での地位を上げている。
球界関係者は「昨春にブラゼルは、MLB球団とマイナー契約を取り付けるよりも給料の安い独立リーグでプレーする方を選んだ。奥さん(ラニー夫人)の家族が事業をしており、ブラゼルの収入が激減しても生活に困るというわけでもない。だから日本球界への返り咲きの機会を待つ間、独立リーグに身を置くことができた」という。
昨年の活躍で年俸は2500万円から今季8000万円まで跳ね上がったが、もともとギャラの多少に固執しない。そんなブラゼルだからこそ、今年MVPの名誉がほしい。
最終更新:7月12日21時16分
いい調子で来てるなぁ。ブラゼル選手も絶好調のようだし。
ただその分相手の警戒も強くなるがあんまりカッカせんようにね(笑。
暗黒の稲妻
BGM:プレイ・スポット第ニ区(Byクレージーケンバンド)