房総半島、年に3~4mm厚く…岩盤が付着
7月10日23時6分配信 読売新聞

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読売新聞
太平洋から日本列島の地下に潜り込むプレート(板状の岩盤)の表面がはがれて列島の地下深部に付着することで、列島の地殻が「太る」様子を防災科学技術研究所(茨城県つくば市)と東京大のグループが確認した。地下深くで日本列島が成長する現場を初めてとらえた成果で、米科学誌サイエンスの最新号に掲載された。
グループは、房総半島沖で行った人工地震による地下構造探査画像と、過去に起きた地震データをもとに、関東の地下に潜り込むフィリピン海プレートと、地殻の境界面を詳細に調べた。
その結果、同プレートの上部を構成する火山岩などでできた層が地下十数キロ付近で列島の地殻に削られてはがれ、さらに数キロ深い場所で、房総半島を構成する地殻の底部に付着していることを確認した。この層の付着で、房総半島は年間約3~4ミリずつ厚くなっているという。
はがれが生じている領域は、地震波を伴わずにプレートが境界部で滑る「スロースリップ地震」が起きる場所とほぼ一致していた。1923年に発生した関東大震災の最大余震の震源にも近いことから、防災科研の木村尚紀・主任研究員は「プレート境界型の地震のメカニズム解明にも役立つ」と話している。
最終更新:7月10日23時6分
まぁ地球そのものが日々変化していくという事なんだろうけど、目に見えて判るよう変化があるとその後に何かとてつもない事が違う所で起きるんじゃないか・・なんて考え過ぎだなぁ・・苦笑。
暗黒の稲妻
BGM:恋の魔法(By倖田來未)
7月10日23時6分配信 読売新聞

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太平洋から日本列島の地下に潜り込むプレート(板状の岩盤)の表面がはがれて列島の地下深部に付着することで、列島の地殻が「太る」様子を防災科学技術研究所(茨城県つくば市)と東京大のグループが確認した。地下深くで日本列島が成長する現場を初めてとらえた成果で、米科学誌サイエンスの最新号に掲載された。
グループは、房総半島沖で行った人工地震による地下構造探査画像と、過去に起きた地震データをもとに、関東の地下に潜り込むフィリピン海プレートと、地殻の境界面を詳細に調べた。
その結果、同プレートの上部を構成する火山岩などでできた層が地下十数キロ付近で列島の地殻に削られてはがれ、さらに数キロ深い場所で、房総半島を構成する地殻の底部に付着していることを確認した。この層の付着で、房総半島は年間約3~4ミリずつ厚くなっているという。
はがれが生じている領域は、地震波を伴わずにプレートが境界部で滑る「スロースリップ地震」が起きる場所とほぼ一致していた。1923年に発生した関東大震災の最大余震の震源にも近いことから、防災科研の木村尚紀・主任研究員は「プレート境界型の地震のメカニズム解明にも役立つ」と話している。
最終更新:7月10日23時6分
まぁ地球そのものが日々変化していくという事なんだろうけど、目に見えて判るよう変化があるとその後に何かとてつもない事が違う所で起きるんじゃないか・・なんて考え過ぎだなぁ・・苦笑。
暗黒の稲妻
BGM:恋の魔法(By倖田來未)