菅首相「改めてスタートラインに立った気持ち」
7月12日0時36分配信 読売新聞


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民主党開票センターで記者会見する菅首相(12日午前0時41分、東京・紀尾井町で)=冨田大介撮影
 菅首相は12日未明、東京都内のホテルで記者会見し、「当初の目標にかなり届かない結果に終わった。真摯(しんし)に受け止め、改めてスタートラインに立った気持ちで、責任ある政権運営を今後とも続けていきたい」と強調した。

 消費税論議に関しては「十分な説明が出来ていなかった点は反省しているが、議論そのものが否定されたとは思っていない。もっと慎重にしっかりとした議論を進めるようにと、国民が求めた結果だと理解している」と述べた。消費税を巡る超党派の協議にも、改めて意欲を示した。

 枝野幹事長ら執行部については「これからもしっかり職務を全うしてもらいたい」と続投を求める方針を表明した。また、「まず政策的な協議を行い、国会運営でもできるだけ合意形成を図ることで進めていく。一足飛びに連立という発想ではない」として、野党に連携を求める考えを示した。

 民主党内では枝野氏らの責任を問う声が上がっている。高嶋良充参院幹事長は11日夜、都内で記者団に「厳しい結果を招いた最大の要因は不用意な消費税発言。執行部は責任を明らかにする必要がある」と語った。「枝野氏や安住淳選挙対策委員長の辞任は避けられない。小沢一郎前幹事長らを排除せず、挙党態勢を構築すべきだ」との声も出ている。首相に対しては、小沢氏に近い議員らから批判が出ており、民主党代表としての任期満了に伴う9月の代表選で対抗馬を擁立する動きが加速しそうだ。

 ただ、輿石東参院議員会長は11日夜、甲府市で記者団に「首相の責任にすぐに持っていくのはおかしい。連帯責任もある」と述べ、首相の進退には直結しないとの考えを示した。

 一方、首相が消費税を巡る協議を呼び掛けたことには、自民党の谷垣総裁はテレビ番組で「今のばらまきを整理すれば応じたい。民主党のマニフェスト(衆院選政権公約)が前提なら難しい」と条件をつけた。

 みんなの党の渡辺代表は都内での記者会見で「連立はしない」と、民主党との連立は否定する一方、「アジェンダ(政策課題)の範囲での連携はある」として、政策ごとの「部分連合」には含みを残した。

最終更新:7月12日1時5分

2010年参議院選挙(2010夏の陣?)が終わって結果は民主党惨敗という結果だが、まぁ当然の結果といえば当然なんだろうけど(w。
去年もそうだけど、選挙前には立派な公約が出ておおっと思うが、選挙が終われば選挙前に掲げていた公約はどっかに忘れてしうまう政党だからね。
そりゃ信用なぞされるはずもないのは当然の事。
それなのに敗因は「消費税」などと言ってるようじゃ・・(以下略)

暗黒の稲妻
BGM:FREAKY(By倖田來未)