夏こそ長風呂が必要だった
日経ウーマンオンライン(日経ヘルス)7月 8日(木) 12時34分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合


「夏の長風呂」の効用は  今年は、例年以上に暑い梅雨になりましたね。暑くてムシムシと、不快指数はあがる一方。夜も、寝苦しくてなかなか寝付けないという人も多いのでは?そんなときこそ、おススメしたいのが「長風呂」。体にまとわりつく汗を洗い流すために、シャワーのみで済ませがちなこの季節ですが、ちゃんと湯舟につかることが、蒸し暑い夜の快眠につながるんです。

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 人間は体の芯の体温・深部体温が上昇していくと眠れなくなります。クーラーで体を冷まして、夜眠る前にクーラーを止めて寝ようとすると、体温は上がる一方。体温がドンドン上がってきて寝苦しくなってしまうんです。だからといってクーラーをつけっぱなしにして寝てしまうと、風邪の元にもなりがち。


 本来は、眠り始めて以降、どんどん体温が下がってくるのがベター。熱が外へ放出されてスムーズに眠りに入れるのです。機会があれば、眠りかけている赤ちゃんの体を触ってみてください。熱いんです。特に、手や足から熱を放出して、小さな体が火の玉のように感じられるはず。これは、体が深部体温を下げることで眠りの準備に入っているからなんです。このように、もともと人間は体温調整をして自然に眠りに入れるようにできています。ところが、クーラーなどで体の本来の機能が働きにくい状況ができてしまうので、意図的に体が眠りにつきやすい状態にしてあげる必要があるのです。

 そのために、バスタイムをしっかりととって、体を温めることが大切。体の深部まで温まってきたら、バスルームを一歩出た後は体温は下がる一方です。このタイミングでベッドルームへ。体から熱がジワジワと放出されているこのときに体を横たえれば、まぶたが重くなってすぐに夢の中に入れますよ。「そんなこと言ったって、暑いこの時期に湯船につかるのは辛い」こんな声が聞こえてきそうですが、全身から湯船につかる必要はないんですよ。半身浴でジックりと汗をかくまで入れば、深部体温がしっかりと上がるうえ、ダイエットにもなりますので、一石二鳥。

 半身浴を楽しむためのグッズも沢山売られているので、活用しましょう。例えば、お風呂の中で使えるマッサージグッズをコリが気になる肩や足に使えば、疲れもふきとびそう。お気に入りのBGMをかけながらゆったりと。あるいは、雑誌や本を水から守ってたてかけられるブックスタンドも2000~3000円で売られていますので、ファッションの研究をしながらのバスタイムも一案。どうしても暑苦しさを感じるなら、クール感を与えてくれる入浴剤を入れれば、サッパリ爽やかです。吸盤でバスタブの縁や底に固定して使えるバスルーム専用の枕やイスもありますので、こういったものを活用して、とことんバスタイムを楽しみましょう。

 さらに、バスルームを現実の空間とは全く別のものに変えることもできるんですよ。そのために一番効果的なグッズは、照明。バスルームでは危険なので、照明をもちこんだり変えたりすることはできないと思われがちですが、手軽に使えるものや効果的に雰囲気を変えられる手法があるんです。この“バスルームを異次元空間に変える目からウロコの手法”についてはまた次回、お届けしますので、お楽しみに。

最終更新:7月 8日(木) 12時34分

夏場は汗をかきやすいし、さっぱりとしたい。
風呂に入れる入浴剤も夏用にさっぱりとしたのがいいなぁと思うなぁ。
でもまぁ烏の行水に近い人なのであまり長風呂はしない方だけど・・・笑。

暗黒の稲妻
BGM:ガラスの街(By矢沢永吉)