各党首、列島走る=参院選ラストサンデー
7月4日20時27分配信 時事通信

 参院選は11日の投開票まで残り1週間。選挙戦最後の日曜日となった4日、菅直人首相(民主党代表)や谷垣禎一自民党総裁ら各党党首は、首都圏や重点選挙区で街頭演説を行い、消費税問題や経済政策などで他党への批判を交えつつ、支持を訴えた。
 菅首相はこの日、愛知、神奈川、千葉の改選数3の「3人区」を回った。名古屋市では「(民主党政権以前の)自民、公明中心の政治が皆さんの生活をどのような形にしたのか」と、政権交代の意義を強調。さらに、「3人区」すべてで候補者を擁立したみんなの党に言及し、「渡辺喜美代表は『天下り絶対反対』と言うが、行政改革担当相の時、(官民人材交流センターの設置など)内閣一体で天下りあっせんを永久的に認める法案を通した」と批判した。
 一方、谷垣氏は東京都内をJR山手線で移動しながら遊説。新宿駅西口では「(民主党政権は)財源なきばらまきで、わたしたちの暮らしがめちゃくちゃになる」と強調。「普天間問題の迷走をはじめ国際社会で日本が信頼される基礎が崩れ、『政治とカネ』で国民と政治のきずながガタガタになる」と声を張り上げた。
 公明党の山口那津男代表は大阪市で、消費税引き上げ問題について「民主党内は選挙が終われば大げんかだ。そんな党に日本を任せるわけにはいかない」と訴えた。共産党の志位和夫委員長は京都市で、衆院比例代表の定数を80削減する民主党の公約について「とんでもないことだ。昨年の衆院選で計算すれば、民主党の一党独裁体制になる」と厳しく批判した。
 国民新党の亀井静香代表は東京・巣鴨の商店街で「消費税増税で民主、自民が談合をしているような状況が生まれている」と指摘。新党改革の舛添要一代表は都内で「民主党に政権を任せていたら経済はガタガタになる」と訴えた。 

最終更新:7月5日5時47分

泣いても笑っても後1週間。
いよいよラストスパートとなったが、どんな結果はどうでるのやら・・・。

暗黒の稲妻
BGM:Blood Blood Blood(By頭脳警察)