地方の銃規制に違憲判決=自衛目的を尊重―最高裁判決
6月29日0時56分配信 時事通信

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は28日、市民の拳銃所持を禁止したシカゴ市の条例が合憲かどうかが争われた訴訟で、違憲との判断を下し、控訴裁判所に差し戻した。最高裁は2008年にも同様の訴訟で、連邦政府直轄の特別区である首都ワシントンの銃所持規制を違憲としているが、今回はこれを地方自治体の規制にも適用した。自治体の銃規制はこの判決に拘束されることになり、全米の銃規制に影響を与えるのは必至だ。
 判決は憲法上、米国市民には自衛のために銃を所持する権利があることを改めて判示した。9人の判事の判断は5対4の小差だった。
 多数派意見を書いた保守派のアリト判事は、武器の所持を認めた憲法修正2条は自己防衛のための米国民の権利であり、銃の規制に対しては、連邦政府だけでなく、州政府の権限も制限するとした。下級審はシカゴ市の条例を支持していた。
 少数派意見を書いたリベラル派のスティーブンズ判事は「地域社会と憲法に有害な判断だ」と批判した。 
最終更新:6月29日11時11分

まぁそれがアメリカの伝統文化なんだろうけど、今後間違ってもそれをグローバル・スタンダードなどと言って推進しないで欲しいけどね。
日本を含め諸外国の文化に干渉するのは辞めて欲しいけどねぇ。

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